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クレジットカードの締め日・支払日について解説

     2017/04/12

クレジットカードの締め日・支払日について解説

クレジットカードを利用して買い物をした商品の代金などは、カード会社がそのお店に立替払いをしてくれています。だから、お店でお金を支払わずに商品を受取る事が出来ます。

そして、クレジットカードで買い物をしカード会社に立替えてもらっている利用代金は支払日に基本は銀行口座から引落しされます。ここでは支払日と利用代金の締め日について解説したいと思います。

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クレジットカードの締め日とは

クレジットカードには、締め日という日があります。この締め日は毎月同じ日に決まっており、前回締め日の翌日から今回の締め日までの利用代金を集計し請求される事になります。その後に請求額が確定します。

締め日はクレジットカード会社によって決まっています。ですので、カード会社によって締め日が異なります。

例えば毎月15日が締め日というカード会社の場合、前月16日から当月15日までの間の利用代金を集計し、請求金額が確定しカード会員にその期間のクレジットカード利用代金を請求します。あくまでも締め日は区切りであって、請求額が確定する日では有りません。

タイミングによっては翌々月にずれる場合も

クレジットカードの締め日は毎月決まっていますが、該当期間中に購入したにも関わらず請求されない場合があります。これは、加盟店が売上のデータをカード会社に送るタイミングによってズレる可能性があります。

これは加盟店によって違いがあり、すぐに売上を送るお店の場合ならきちっと締め日までに上がると思いますが、中にはすぐに請求を送らないお店、遅いお店なんかも有ります。

そうした場合には、締め日までに購入していて請求にのっていると思っても、翌月の請求になっているという事も有ります。

締め日を過ぎても利用可能額が戻るわけではないです

締め日はあくまで前回からの期間の集計の区切りの日です。従って締め日を経過しても請求分の利用可能額がリセットされて戻る訳ではありません。

例えば、30万円の利用限度額で契約していて締め日までの期間に20万円利用したとします。締め日を過ぎて20万円の請求が確定しても残りの利用可能額は10万円のままです。支払日に支払(引落し)をして入金データがカード会社へ届いた時に利用可能額が30万円に戻ります。

土日でも締め日は変わりません

土曜日であろうが日曜日であろうが締め日というものは変わりません。例えば15日締めならずっと15日が締め日となり続いていきます。

クレジットカードの支払日(引落し日)について

クレジットカードの支払日とは、締め日で期間の利用金額が確定し請求された金額をカード会社に支払う日をいいます。基本的に支払は申込の際に記載した自分の銀行口座から引落しされます。

例えば締め日が毎月15日で支払日が毎月10日だった場合、前月の15日の締め日で集計した利用金額が当月10日に引落しされ支払となります。

カードの請求額は支払日前日までに

締め日で確定した請求額は、支払日(引落し日)の前日までに、引落しされる自分の銀行口座へ入金してある状態が望ましいです。

当日の入金では間に合わない可能性が出てきます。もちろん銀行のシステムによって時間は異なる場合がありますが、忘れていて支払日当日に思い出して慌てて入金しても間に合うか分かりません。

引落しが出来ないと支払しなかった事になりますので信用情報にはネガティブな情報が登録されてしまいますので注意が必要です。

銀行休業日の場合の支払(引落し)

通常金融機関は土日や祝日は休業日となります。従って引落しに関しては行えませんので、翌営業日の引落しとなるか前日の引落しとなります。

例えば支払日が土曜日だった場合、通常月曜日が翌営業日となります。営業日とはそのままで銀行が開いている(営業している)日という事になります。翌日では有りません。

締め日と支払日のサイクルについて

締め日と支払日のサイクルについて
クレジットカードは、締め日で集計し支払日に支払うというサイクルを繰り返していきます。クレジットカード会社によってこのサイクルは異なります。

主なクレジットカード会社の締め日と支払日

カード会社 締め日 支払日
三井住友カード 毎月15日
毎月月末
翌月10日
翌月26日
三菱UFJニコス
(MUFGカード)
毎月15日 翌月10日
三菱UFJニコス
(DCカード)
毎月15日 翌月10日
三菱UFJニコス
(NICOSカード)
毎月5日 翌月27日
JCB 毎月15日 翌月10日
クレディセゾン 毎月月末 翌々月4日
UCカード 毎月10日 翌月5日
ダイナーズ 毎月20日 翌月10日
セディナ 毎月月末 翌月27日
イオンカード 毎月10日 翌月2日
楽天カード 毎月月末 翌月27日

その月の日数にもよりますが、各カード会社では多くの場合、締め日からおよそ20~27日程度で支払日がくる感じになっています。

三井住友カードの場合は、15日締めの翌月10日払いか、月末締めの翌月26日払いのどちらか選択となります。また、途中で変更をする事も可能となっています。

支払日は忘れないように注意が必要

支払日は忘れないように注意が必要

締め日も重要と言えば重要ですが、それ以上に支払日は忘れないようにしなければなりません。なんと言っても、カード会社に立替えて支払ってもらっていた利用料金を払う日(引落し)です。

カード会員の信用を元に立替えてもらっている訳ですから、決められた日に請求された額をきちっと支払わなければなりません。これを忘れると信用に傷が付く他、遅延損害金が発生したり、最悪の場合、契約内容の変更又は契約の解消となる場合があります。

支払が遅れると信用情報にネガティブな情報が登録される

クレジットカードはじめ、住宅ローン、自動車ローン、カードローンなど各種ローン、携帯電話の端末の分割購入など、信用情報は様々な所で利用されています。

仮にクレジットカードの支払が遅れてしまった場合、信用情報にはその遅れた事実がカード会社によって登録されます。支払の遅延を繰り返してしまうと、信用情報にはネガティブな情報が目立つようになります。

そうなってくると、もし家をローンで買いたい、車をローンで買いたいという時に信用情報を照会すると、ネガティブな情報が目立ち、信用が低いと判断され断られる可能性が出てきます。

ついうっかり忘れていたと言う理由も通じず、ローンを組むことが出来なくなり、現金で一括で購入しなければならなくなります。ちょっとしたものなら大丈夫でしょうが、家や自動車となるとまた額が違います。

こうした支払の遅れの情報は5年間保管され残ります。最悪の場合その間ローンが新たに組めないという状況になる可能性がありますので、支払日は忘れないように注意が必要です。

心配な場合はお知らせメールを活用

クレジットカード会社によっては、支払に関するお知らせメールを送ってもらうようにする事が出来る場合があります。この様な通知サービスに登録しておくと、支払日を忘れる可能性が少なくなりますので、上手く活用をするのもポイントです。

三井住友カード

三井住友カードの場合、「web明細書サービス」があります。Vpassに登録し、web明細書サービスを利用すると、次回の支払金額が確定するとすぐにメールでお知らせが届きます。(web明細書サービスを利用すると、紙での利用明細書は郵送されません)

通知はおおよそ2週間前後で届くようになっています。26日払いなら毎月10日前後、10日払いなら毎月24日前後が目安となります。

三菱UFJニコス(MUFGカード)

三菱UFJニコスのMUFGカードの場合、「web明細チェック」を利用していると、毎月24日頃に指定メールアドレス宛に請求額の確定メールが届きます。

JCB

JCBの場合は、会員専用webサービス「MyJCB」を登録していて、利用明細が有る場合にメール配信を希望するに設定すると、振替月の前月25日前後に振替内容が確定したメールが届きます。

LifeCARD(ライフカード)

ライフカードでは、「ご利用代金E-mail送付サービス」を利用すると、毎月13日前後に利用明細が紙の代わりにメールで送られてきます。さらに「支払日お知らせメール」では支払日の3日前に再度メールでのお知らせが届きます。LIFE-web Deskに登録する事で、これらが自動適用されます。

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