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三井住友カードのセキュリティ ネットショッピング認証サービスについて

     2017/04/12

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クレジットカードを利用してネットショッピングをするという方は多いと思います。しかし、ネットショッピングなどによるクレジットカードの不正使用は年々増加してきています。

そうなってくると心配なのがクレジットカードのセキュリティです。三井住友カードでは、ネットショッピングの認証サービス(本人認証サービス)が導入されており、このサービスを導入している店舗では各ブランドの認証サービスが有ります。

三井住友カードのネットショッピング認証サービス

三井住友カードのネットショッピング認証サービスは、インターネットショッピングを利用する際に本人認証を行うサービスで、三井住友カードの場合は、Vpassに登録すると自動的に利用する事が出来るようになっています。

認証サービス自体は各クレジットカードのブランドが提供しており、VISAブランドなら「VISA認証サービス」が、MasterCardブランドなら「MasterCard SecureCode」が有ります。

この他にも、2015年11月16日からサービスが開始された三井住友カードとNTTデータの共同開発によるワンタイムパスワードサービス「One Time Pass」アプリも別途無料で手続きすると利用出来るようになっています。

VISA認証サービス及びMasterCard SecureCodeは、Vpassパスワードを入力する事で本人認証確認が行われ決済手続きが行われます。もちろん店舗側にパスワードが残るような事は有りません。

利用出来る店舗について

注意したい点は、全てのネットショッピングが対象となっている訳では有りません。店舗側がこのネットショッピング認証サービスに参加している必要が有ります。

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ネットショッピング認証サービスに参加している店舗には、サービスが利用出来る上記マークが掲載されています。

三井住友カードの主なラインナップ

主な三井住友カードのラインナップ
三井住友VISAデビュープラスカード
三井住友VISAクラシックカード
(クラシックカードA含む)
三井住友VISAアミティエカード
三井住友VISAエグゼクティブカード
三井住友VISAプライムゴールドカード
三井住友VISAゴールドカード

基本的には三井住友カードのクレジットカードは、ネットショッピング認証サービスやワンタイムパスに対応しています。一部法人カードが対象となっていないようです。

VISAのネットショッピング認証サービス

VISAのネットショッピング認証サービス(Verified by VISA)は、当然ですがVISAブランドのクレジットカードが対象となります。

パスワードを入力するサイトはSSL 128bitの暗号化が実施されています。これは、インターネット上でデータ通信を行う際の暗号通信方式でbit数は暗号強度を示しています。1bitが2の1乗で2通り、2bitで2の2乗で4通り、128bitなら2の128乗で・・・という感じです。

VISAのネットショッピング認証サービスは特別なソフトをダウンロードする必要も有りませんので、対象店舗なら利用する事が出来ます。(三井住友カードのオンラインサービスVpassへは登録しておく必要が有ります)

利用は簡単で、前述の通り特別なソフトも不要ですので、VISA認証サービスの画面が出てきたらパスワード部分にVpassのパスワードを入力して送信するだけです。(三井住友カードの「One Time Pass」利用時はワンタイムパスワードを入力)

VISAのネットショッピング認証サービス

MasterCardのネットショッピング認証サービス

MasterCardのネットショッピング認証サービス(MasterCard SecureCode)は、三井住友カードのマスターカードブランドのクレジットカードが対象となります。

VISA認証と同様に、パスワードを入力するサイトはSSL 128bittの暗号化が実施されています。MasterCardの場合も同様にVpassのパスワードを入力するだけでOKです。

三井住友カードの「One Time Pass」利用時はワンタイムパスワードを入力する事になります。

MasterCardのネットショッピング認証サービス

三井住友カードのワンタイムパスワードサービス「One Time Pass」アプリ

One Time Pass

三井住友カードのネットショッピング認証では、Vpassのパスワードを買い物の際に入力して送信します。基本的にVpassのパスワードは本人以外知り得ない情報ではあります。しかし、自分でパスワードを変更しない限りは同じパスワードを使い続ける事になります。

三井住友カードの「One Time Pass」アプリはスマホのアプリで、先程紹介したネットショッピング認証サービスに参加している店舗でパスワード入力画面が表示されたらスマホの「One Time Pass」アプリを起動し、8桁のワンタイムパスワードを確認し、そのパスワードを入力して認証するサービスです。

「One Time Pass」アプリで発行されたパスワードは1度限り60秒間有効なものです。60秒経過するとパスワードが変わります。

いわゆる使い捨てのパスワードで、その時その時で異なるパスワードとなり、より第三者に不正される可能性が減ります。

PCやスマホでのネットショッピングに使える

「One Time Pass」アプリは、スマホアプリですが、PCでもスマホでもどちらでも利用が可能となっています。スマホのショッピングでは、ワンタイムパスワードをコピーボタンもあり便利にパスワード入力が出来ます。

利用開始方法

三井住友カードの「One Time Pass」アプリは利用開始の手続きをする必要が有ります。登録・利用などは無料となっています。申し込みはVpassにログインして「One Time Pass」の申し込みボタンをクリックし手続きを進めます。

利用開始メール受信後にメールに記載されたURLからウェブサイトへ移動してアプリをダウンロードします。そして、再度受信メールに戻り、メールに記載されたアプリの初期設定のURLをクリックしアプリを起動、初期設定及びトークン追加をタップし、利用開始パスワードを入力して送信し、利用出来るようになります。

解除も可能

もちろん「One Time Pass」アプリが不要になった場合などには解除する事も可能で、この場合もVpassにログインして解除の手続きをする事が出来ます。

まとめ

三井住友カードのネットショッピングの際のセキュリティは、それぞれのブランドが提供する認証サービスにより、Vpassのパスワードを利用した認証サービスが利用出来ます。

さらに安心して利用したい場合には、スマホアプリの「One Time Pass」アプリを利用手続きして、ワンタイムパスワードが発行されるようにすると、より安全性が高まります。

もちろんいずれの場合も確実に安心という訳で無く、自分でも注意が必要ではありますが、ワンタイムパスワードなどはその場でその時だけのパスワードが発行されますので、より安心出来ると思います。

三井住友カードのネットショッピング認証サービスのQ&A

Q. 本人認証サービスのパスワード画面が出てこない
A:VISA認証サービスやMasterCard SecuerCodeのサービスに参加している加盟店でなければ、ネットショッピング認証サービス(本人認証サービス)のパスワード入力画面は出てきません。このサービスは、カード会員はVpassに登録している必要があり、加盟店は各ブランドの認証サービスに参加している必要が有ります。
Q. 対象加盟店で本人認証サービスが利用出来ない場合
A:三井住友カードのインターネット会員サービスVpassに登録していないか、「One Time Pass」に登録しているのに、Vpassのパスワードを入力してしまっているといった可能性が考えられます。また、「One Time Pass」は、60秒毎にパスワードが更新されてしまい変わります。

 -三井住友カード

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