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JALアメリカンエキスプレスカードのクラスによる違いを比較

     2017/04/13

JALアメリカンエキスプレスカードのクラスによる違いを比較

さて、JALアメリカン・エキスプレス・カードには3種類のクラスのクレジットカードが有ります。それぞれ、普通カード、ClubAゴールドカード、プラチナとなっています。最もスタンダードなものが普通カードで、最上位がプラチナとなっています。

ここでは、これら3種類のアメックスブランドのJALカードを比較してみたいと思います。

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JALアメリカン・エキスプレス・カード 普通カードは、JALカードと三菱UFJニコス(MUFGカード)が提携して発行しているアメリカン・エキスプレスブランドのクレジットカードです。ポイントではなくJALマイルが貯まるクレジットカードで、旅行におすすめのクレジットカードとなっています。普通カードなのに年会費は一般カードより高めですが、空港ラウンジが利用出来たり、様々なサービスや特典が有ります。ブランド入会資格18歳以上で、本人又は配偶者に安定継続した収入のある方。(高校生・学生は不可)※未成年者の場合は親権者の同...

▲ アメックスブランドのJALカードで最もスタンダードなカード。他のブランドのJALカードよりも年会費は高めですが、空港ラウンジが利用出来たりとコストパフォーマンスは高めのクレジットカードです。

JALアメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカードは、JALカードと三菱UFJニコス(MUFGカード)が提携して発行しているJALカードの一つで、JALアメリカン・エキスプレス・カード 普通カードよりもワンランク上のクレジットカードです。CLUB-Aゴールドカードになると、ショッピングマイル・プレミアムが自動入会で年会費も無料となり、JAL関連の対象商品でさらにマイルがもらえるアドオンマイル、他にも手荷物空港宅配サービスなど、普通カードには無いサービスや特典などが有ります。ブランド入会資格原則20歳以上で本人に安...

▲ JALカードのゴールドカードで、普通カードにさらにサービスや特典を充実させた内容となっています。

JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナは、JALカードのアメックスブランドの最上位のクレジットカードです。プラチナカードという事でプラチナ限定のサービスや特典などが用意されています。JALアメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカードと年会費の差が1万円少しなので、JAL関連での旅行や出張などが多い方にはおすすめのクレジットカードです。空港ラウンジでも通常年会費が399ドルもするプライオリティパスへ無料で入会出来るのも魅力的です。(プレステージ会員)ブランド入会資格原則20歳以上で本人に安定し...

▲ JALカードの中でも最上位のプラチナカードとなっています。JALカードのプラチナは、このアメックスブランドと、JCBブランドの2つしか有りません。何といってもプライオリティ・パスが無料だったりと、充実したサービスと特典が有ります。このカードもコストパフォーマンスが高い1枚です。

基本的なJALアメリカン・エキスプレス・カードの比較

項目 普通カード CLUB-Aゴールド プラチナ
申込資格 原則18歳以上
本人又は配偶者に安定した収入がある方
(学生不可)
原則20歳以上
本人に安定した収入がある方
(学生不可)
年会費(本会員) 6,000円+税 20,000円+税 31,000円+税
年会費(家族会員) 2,500円+税 8,000円+税 15,500円+税
ショッピングマイル・
プレミアム年会費
3,000円+税
(家族会員は無料)
無料(自動入会)
ツアープレミアム
年間登録手数料
2,000円+税 2,000円+税 2,000円+税
JALカード家族プログラム
登録手数料
無料
国内・海外旅行傷害保険
(傷害死亡・後遺障害)
最高3,000万円
(自:1,000万円)
海外最高5,000万円
国内最高5,000万円
(自:3,000万円)
海外最高1億円
(自:5,000万円)
国内最高5,000万円
海外傷害・疾病治療費用
(限度額)
100万円 200万円
海外賠償責任
(限度額)
2,000万円 3,000万円
海外携行品損害
(1旅行限度額/年間限度額)
50万円/100万円
(免責:3千円/1事故)
海外救援者費用
(年間限度額)
100万円 200万円
国内入院保険金日額 5,000円/日 10,000円/日
国内通院保険金日額 2,000円/日 3,000円/日
国内手術保険金
(手術の種類による)
5,000円×10・20・40倍 10,000円×10・20・40倍
ショッピング保険
(年間限度額)
200万円
(免責:3,000円/1事故)
300万円
(免責:3,000円/1事故)
JALカード
ゴルファー保険
空港ラウンジ
(同伴者1名まで無料)

(同伴者1名まで無料)

(同伴者1名まで無料)
プライオリティ・パス
マイル付与
(ショッピングマイル・
プレミアム)
200円で1マイル
(100円で1マイル)
100円で1マイル
(ショッピングマイル・プレミアム自動入会/無料)
アドオンマイル 100円で1マイル 100円で2マイル
JALカード特約店
での利用
マイル2倍
ボーナスマイル
(入会搭乗ボーナス)
1,000マイル 5,000マイル
ボーナスマイル
(毎年初回搭乗ボーナス)
1,000マイル 2,000マイル
搭乗ごとのボーナス フライトマイル
の10%プラス
フライトマイル
の25%プラス
JALビジネスクラス
チェックインカウンター
JAL・JTAの機内
販売割引
10%割引
国内空港店舗
BLUE SKY
での割引
5%割引
国内空港店舗
コーラルウェイ
での割引
10%割引
免税店
JAL DUTYFREE
JAPAN DUTYFREE
等 対象免税店での割引
5%割引 10%割引
JALパック(国内・海外)
のツアー割引
最大5%OFF

申込資格について

申込資格は、いずれも学生さんは不可となっており、また日本に生活基盤があり日本国内での支払いが可能な方となっています。年齢条件については、普通カードが18歳以上、CLUB-Aゴールド以上が20歳以上となっています。

家族カード

家族カードについては、いずれも本会員と生計を同一にする配偶者・両親・18歳以上の子供(高校生を除く)となっていますが、高校生(15歳以上18歳以下)で留学やホームステイが目的の場合で、保護者が伴わないで海外に滞在する場合は所定の同意書を提出する事によって申込が可能となっています。

年会費について

年会費については、普通カードとCLUB-Aゴールドカードでは大きく年会費の差が有ります。しかし、CLUB-Aゴールドとプラチナでは1万1千円の違いしか有りません。プラチナになるとプライオリティ・パスが無料で申込出来るのでお得です。

他のブランドのJALカードと比較すると

普通カードの場合、アメックスブランドは6,000円+税ですが、他のVISAやMasterCard等のブランドは2,000円+税となっておりその差が有ります。

CLUB-Aゴールドカードの場合、アメックスブランドは20,000円+税、VISAやMasterCard等のブランドは16,000円+税、ダイナーズブランドは28,000円+税となっています。

プラチナに関しては、アメックスブランドとJCBブランドが用意されていますが、いずれも年会費は同じで31,000円+税となっています。

ショッピングマイル・プレミアムについて

ショッピングマイル・プレミアムは、入会すると通常200円で1マイル付与される所、100円で1マイル付与されるようになるお得なプログラムです。普通カードの場合は、年会費が3,000円+税となっています。

CLUB-Aゴールドカードや、プラチナではこのショッピングマイル・プレミアムの年会費が無料で自動入会となりますのでお得です。

付帯保険について

旅行傷害保険は、CLUB-Aゴールドカードとプラチナでは海外の傷害死亡・後遺障害で差が有ります。海外旅行傷害保険の傷害死亡・後遺障害では、プラチナは最高1億円で自動付帯が5,000万円、利用付帯が5,000万円となっています。CLUB-Aゴールドカードは、最高5,000万円で自動付帯が3,000万円、利用付帯が2,000万円となっています。

ただ、それ以外の部分ではどちらの場合も同じ補償内容となっています。やはり治療費用の部分は意外と大切な部分なのでCLUB-Aゴールドカードと同じ内容であるプラチナの場合は少し内容が残念ではあります。

普通カードに関しては、他のブランドのJALカードよりも補償内容は充実しています。

他には、JALカードゴルファー保険はCLUB-Aゴールドカードから付帯している保険で、普通カードには付帯していません。

ボーナスマイル

ボーナスマイルは、入会してから初めての搭乗でもらえるボーナスは、普通カードで1,000マイル、CLUB-Aゴールドカードとプラチナは5,000マイルとなっています。

ボーナスマイルも保険同様にCLUB-Aゴールドカードとプラチナの差が無く同じとなっています。搭乗毎のボーナスも25%で違いが有りません。

JAL関連の割引など

JAL・JTAの機内販売割引(10%割引)、国内空港店舗「BLUE SKY」での割引(5%割引)、国内空港店舗「コーラルウェイ」での割引(10%割引)、JALパック(国内・海外)のツアー割引(最大5%割引)は3クラスとも同じ割引率になっており違いは有りません。

免税店「JAL DUTYFREE」「JAPAN DUTYFREE」といった対象免税店での割引は、普通カードは5%の割引ですが、CLUB-Aゴールドカードとプラチナは10%と割引率に違いが有ります。

審査について

審査基準については公表されていませんが、どのようなクレジットカードでもまず基本となるのは、申込資格を満たしている事がまずは前提となります。この申込資格を満たしていないと審査に通る事は有りません。

共通している部分としては、日本に生活の基盤があり、日本国内での支払いが可能な方。そして、学生さんは不可となっています。

JALアメリカン・エキスプレス・カード 普通カードの審査について

普通カードの場合は、18歳以上に申込資格があります。そして、本人又は配偶者の方に安定した収入がある方となっています。本人又は配偶者となっていますので、主婦の方でも旦那さんに安定した収入があればOKという事になります。

また、安定した収入が求められますので、アルバイトで毎月の収入が一定でない方などは審査に通るのは厳しいでしょう。

JALアメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカードの審査について

CLUB-Aゴールドカードの場合は、20歳以上の方に申込資格があります。CLUB-Aゴールドカードになってくると、ゴールドカードですのでそれなりに勤続年数があり社会人としてある程度のキャリアを積み重ねた人の方が審査には通りやすいです。

本人に安定した収入がある事を求められますので、主婦の方などは難しいです。もちろん主婦の方でも安定した収入があれば審査に通る可能性は有ります。アルバイトの方など毎月の収入が安定していない場合も難しいと言えます。

また、勤続年数が短い場合も審査にはとても不利になってしまいます。

JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナの審査について

プラチナはCLUB-Aゴールドカードと同様に、20歳以上の方に申込資格があります。同じように安定した収入がある事も求められます。ただ、CLUB-Aゴールドカードよりもより安定している事を求められますし、勤続年数や勤務先などの属性、他にも、クレジットカードの利用実績などもポイントになってきます。

いくら年収があっても、クレジットカードの利用実績が過去に無ければ審査には影響してきます。もちろん人によって環境は異なり、審査にはさまざまな要因もからんでいますが、ある程度しっかりとした信用情報がある方が審査には通りやすいです。

クレジットカードの申込みの際には、必ず審査というものが行われています。審査が無いクレジットカードは存在せず、申込みをした全ての人が審査を受けて、審査に通ればそのクレジットカードが発行され利用出来るようになります。クレジットカードはそもそも後払いが出来るカードです。デビットカードやプリペイドカードのように先に料金を支払ったり、利用と同時に支払うカードとは異なりますので、クレジットカード会社は事前に利用する人が信用出来る人かどうかを審査で判断しています。クレジットカードの審査クレジットカードを申...

コスパ的には普通カードかプラチナ

普通カード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナとには3クラスが有ります。コストパフォーマンスが良いのは普通カードで、他のブランドのJAL普通カードよりもメリットは多いです。但し、年会費は高いです。

とは言え、一般的なゴールドカードよりも年会費は低めで空港ラウンジが利用出来るのでお勧めです。ショッピングマイル・プレミアムは別途年会費が必要となり、それを足すとゴールドカード並みの年会費にはなります。

CLUB-Aゴールドカードに関しては微妙な所です。プラチナと年会費の差は1万円ちょっとしか変わりません。

プラチナは、年会費以上にお得でJALカードの中ではかなりお得なクレジットカードです。プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で申込出来るだけでも十分に価値があります。

まとめ

いずれにしても、まず申込をするのなら普通カードに申込をしてみて使ってみるというのが良いと思います。いきなりプラチナに申込をして審査に通るような属性や信用情報のある方ならそれでも良いでしょうが・・・

普通カードでもある程度の利用実績を積み重ねて、さらに上を狙うという流れが一般的だと思います。CLUB-Aゴールドカードに関しては普通カードやプラチナほどのコスパが感じられないので、あまりお勧めでは有りません。

 -JALカード, クレジットカードの比較

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