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ANA VISAカードの主なラインナップ サービスや特典、クラスによる違いや比較など

     2017/04/13

ANA VISAカードの主なラインナップ

ANAカードのVISAブランドとMasterCardブランドのクレジットカードは、三井住友カードと提携し発行されています。通常のショッピングでは基本的に三井住友カードのワールドプレゼントのポイントが貯まる仕組みになっています。もちろんANA便を利用するとANAマイルも貯まります。

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ANA VISAカードのラインナップ

ANA VISA/Master 一般カード

ANA VISA/Master 一般カードは、全日本空輸(ANA)と三井住友カードが提携して発行しているANAカードの一般カードで、最もスタンダードなクレジットカードです。VISAブランドとMasterCardブランドがあります。(JCBと提携するJCBブランドも別に有ります)ビジネスきっぷやANA関連の割引などのサービスや特典などがある他、クレジットカード会社のポイントやANAマイルが貯まるクレジットカードです。ブランド入会資格18歳以上で、本人又は配偶者に安定継続した収入のある方。(高校生・学生は不可)※未成年者の場合は親権者の同意が必要...

ANA VISAカードの中でも最もスタンダードなクレジットカード。年会費もそれなりにお手頃です。ポイントをマイルへお得に移行させる場合には別途年度毎に移行手数料が発生します。

ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカードは、全日空とJR東日本、そして三井住友カードが提携して発行しているクレジットカードで、ANAカードとSuicaが1つになったクレジットカードです。飛行機に電車に使えてとても便利です。Suicaはオートチャージサービスにも対応しています。ポイントもマイルも貯まり、ポイントはマイルへの移行やSuicaへ移行する事が可能です。ブランド入会資格18歳以上で、本人又は配偶者に安定継続した収入のある方。(高校生・学生は不可)※未成年者の場合は親権者の同意が必要。年会費(初年度)初年度無料※インターネットからの申...

ANAカードにSuicaが搭載されたクレジットカード。Suicaへのオートチャージにも対応しており、利便性が増しています。このカードも一般カードですので、お得にマイルを移行させようと思うと別途、年度毎に移行手数料が必要となります。

ANA VISA ワイドゴールドカード

 ANA VISA ワイドゴールドカードは、全日本空輸(ANA)と三井住友カードが提携して発行しているANAカードのゴールドカードでワイドカードです。ワールドプレゼントのポイントとANAマイルが貯まります。また、iDとEdyが搭載されている便利なカードです。ANA VISA/Master 一般カードやANA VISA Suicaカードはポイントをお得にマイルへ移行させるには移行手数料が必要でしたが、ANA VISA ワイドゴールドカードの場合は手数料は不要となっています。もちろんゴールドカードなので空港ラウンジが利用出来たり、ゴールドデスク、ビジネ...

ANAカードのワイドゴールドカードです。ANA VISAカードの中では一番おすすめできるカードで、何と言ってもマイル移行手数料が無料ですのでとてもお得です。

ANA VISAプラチナ プレミアムカード

ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、ANAカードの中でも最上級のクレジットカードです。入会時や継続時のボーナスマイルや搭乗毎に付くボーナスマイルもANA VISA ワイドゴールドカードよりもさらに多く、全国主要空港ラウンジはもちろん、世界の空港ラウンジを利用出来るプライオリティ・パスにも入会出来ます。他にも、コンシェルジュサービスやワールドプレゼントのポイントの有効期限が4年と長く、ANAマイルへの移行レートも1P=15マイルなどプラチナに相応しいサービスや特典が多く有ります。ブランド入会資格原則満30歳以上で、...

ANAカードの中でも最上位のクレジットカードで、年会費もそれなりにするカードです。旅行や出張など飛行機での移動が多い方にはお勧めです。マイル移行もワイドゴールドよりお得に移行出来ます。

ANA VISAカードのクレジットカードについて

まずは、ANA VISAカードの基本的な部分について紹介していきたいと思います。

ANA VISAカードの入会資格及び審査

ANA VISAカードは基本的には18歳以上の方が入会出来ます。後はカードのクラスによって条件が異なります。

カードの種類 入会資格
ANA VISA/Master 一般カード
ANA VISA Suicaカード
18歳以上で、本人又は配偶者に安定継続した収入のある方。(高校生・学生は不可)
※未成年者の場合は親権者の同意が必要。
ANA VISAワイドゴールドカード 原則20歳以上で、本人に安定継続した収入のある方。(学生は不可)
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 原則満30歳以上で、本人に安定継続した収入のある方。

ANA VISAワイドゴールドカードに関しては、ゴールドカードの審査基準で審査され、ANA VISA プラチナ プレミアムカードはプレミアムカードの審査基準で審査が行われます。当然ですが、クラスが上になるほど審査基準のハードルは高くなっていきます。

特にゴールドカードからは、年齢条件も上がり、さらに収入も会員本人に安定継続した収入がある事が求められます。

年会費及び選択可能な国際ブランド

各ANA VISAカードの年会費

カードの種類 選択できるブランド
ANA VISA/Master 一般カード 本会員:2,000円+税
家族会員:1,000円+税
ANA VISA Suicaカード 本会員:2,000円+税
家族会員:家族カード無し
ANA VISAワイドゴールドカード 本会員:14,000円+税
家族会員:4,000円+税
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 本会員:80,000円+税
家族会員:4,000円+税

各ANA VISAカードの選択できる国際ブランド

カードの種類 選択できるブランド
ANA VISA/Master 一般カード VISA、MasterCard
ANA VISA Suicaカード VISA
ANA VISAワイドゴールドカード VISA、MasterCard
ANA VISA プラチナ プレミアムカード VISA

ANA VISA Suicaカード及びANA VISA プラチナ プレミアムカードはVISAブランドのみとなっています。

ANA VISAカードの年会費割引など

ANA VISAカードは三井住友カードの発行ですので、年会費割引が適用される場合が有ります。これとは別に一般カードはインターネットから申込の場合、初年度年会費が無料になります。

カード利用代金web明細書割引

カード利用代金web明細割引は、紙の明細書の発行ではなく、インターネットサービスで利用代金を確認するものです。web明細に切り替え、かつ過去1年間に6回以上の請求がある場合に以下の金額が年会費から割引されます。

カードの種類 割引額
ANA VISA/Master 一般カード 本会員:-500円+税
家族会員:割引なし
ANA VISA Suicaカード 本会員:-500円+税
家族会員:-
ANA VISAワイドゴールドカード 本会員:-1,000円+税
家族会員:-
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 割引無し

マイ・ペイすリボへの登録+利用割引

三井住友カードのリボ払い(フレックス払い)のマイ・ペイすリボへ登録するのと、年1回以上の利用で年会費が割引されるものです。これは初年度より割引対象となります。

カードの種類 割引額
ANA VISA/Master 一般カード 本会員:-975円+税
家族会員:-525円+税
ANA VISA Suicaカード 本会員:-1,249円+税
家族会員:-
ANA VISAワイドゴールドカード 本会員:-3,500円+税
家族会員:-1,500円+税
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 割引無し

マイ・ペイすリボ登録+利用での割引は、割引率も高くANA VISA Suicaカードの場合は、一般カードよりも割引が有ります。

web明細利用+マイ・ペイすリボの登録+利用の併用割引

web明細の利用と、マイ・ペイすリボへの登録と年1回以上の利用の2つの割引を併用し適用される割引が有ります。

カードの種類 割引額
ANA VISAワイドゴールドカード 本会員:-4,500円+税
家族会員:-1,500円+税

この併用割引は、ANA VISAワイドゴールドカードのみに設定された割引となっており、他のANA VISAカードではこの割引は有りません。

ANA VISAカードの入会方法や流れなど

ANA VISAカードのクレジットカードの申込は、インターネットからの申込がお勧めです。インターネットからの場合だと手続きも簡単ですし、カードの種類によっては初年度年会費無料となります。書面での申込の場合は年会費が初年度から発生します。

インターネットからの申込の場合は、自分の作りたいクレジットカードの申込ボタンをクリックして必要事項を入力して手続きを進めるだけです。

らくらく発行なら最短3営業日

ANA VISAカードは、最短で3営業日から発行が可能です。(発行ですので自宅にカードが届くまでには1~3週間程度はかかります)

最短での発行は、インターネットからの申込で、かつ引落し口座の設定で対応する金融機関の口座及びインターネットバンキングに対応している必要が有ります。(入会と同時にインターネットバンキングで設定)

対応する金融機関 三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行

後は入会の審査が実施され、審査に通ればクレジットカードが発行されます。発行されたカードは簡易書留で送られてきます。

但し、らくらく発行が利用出来ない場合や3営業日で発行されない場合もあります。例えば、未成年の方の申込の場合は親権者の同意が必要で別途書面での手続きが必要になります。他にもショッピング枠だけでなくキャッシング枠を希望する場合も別途審査や書面の提出等が必要になりますので3営業日での発行は無理となります。

また、ワイドゴールドやプレミアカードなどは独自の審査基準によって審査が行われますので、場合によっては審査に時間がかかり発行までに時間が必要となる場合が有ります。いずれにしても3~4週間程度みておくと良いでしょう。

通常の入会手続き

ANA VISAカードで、らくらく発行を利用出来ない方や、通常の申込を希望される場合は、おおよそ発行まで2~3週間かかり、自宅に届くまでには早くても3週間程度かかります。

通常の入会手続きも、インターネットから申込が出来ます。その後、申込情報を印字した書面が届きます。その書面に必要事項を記入・捺印し返送します。それから入会審査が行われ、審査に通ればカードが発行されます。発行されたカードは簡易書留で送られてきます。

ANA VISAカードの支払方法

ANA VISAカードの支払方法(加盟店での)は色々用意されています。

  • 1回払い
  • 2回払い
  • ボーナス一括払い
  • リボ払い
  • 分割払い

一括払い・2回払い・ボーナス一括払いは手数料不要

一括払いや2回払い、ボーナス一括払いは手数料が不要となっています。分割払いやリボ払い、マイ・ペイすリボの初回以降はそれぞれ手数料が必要となります。

お勧めなのは2回払いで、分割なのですが2回払いまでは手数料が不要ですので、1回のカード利用代金の支払の負担を分散させる事が出来ます。

また、マイ・ペイすリボも初回のみ手数料が無料で、1回で支払きる設定にしておけば手数料は無料となります。(繰り越すとリボ払い手数料が発生します)

あとから分割、あとからリボ

あとから分割やあとからリボというのは、初め購入した時は一括払いにしていたけど、どうしても一回で支払うのが厳しくなった場合などに、分割やリボ払いに変更する事が出来るものです。(あとから分割の場合は5万円以上の一括払い、2回払い、ボーナス一括払いを3回以上の分割に変更)

やはり色々と出費がかさんでしまって、支払が出来ないという事態だけは避けたい所です。

但し、いずれの場合も変更の申込期限があり、それを過ぎるとあとから分割やリボは出来なくなります。これは支払口座によって違い、支払日からおよそ2営業日~6営業日、金融機関によっては20日以上前に変更が必要な場合もあります。

例えば三井住友銀行を支払口座にしている場合は支払日の2営業日前までの変更が可能です。セブン銀行やゆうちょ銀行、横浜銀行などは支払日の4営業日前まで対応しています。

三井住友カード あとから分割
三井住友カード あとからリボ

支払日

ANA VISAカードのクレジットカード利用代金の支払日は以下の通りです。

  • 10日(前月15日締め)

追加カードや電子マネー

ANA VISAカードでは、いくつかの追加カードや電子マネーが利用出来たりします。

家族カード

カードの種類 家族カード
ANA VISA/Master 一般カード ○(1,000円+税)
ANA VISA Suicaカード ×
ANA VISAワイドゴールドカード ○(4,000円+税)
ANA VISA プラチナ プレミアムカード ○(4,000円+税)

ANA VISA Suicaカードは本会員のみで家族カードは有りません。

ETCカード

カードの種類 ETCカード
ANA VISA/Master 一般カード
ANA VISA Suicaカード
ANA VISAワイドゴールドカード
ANA VISA プラチナ プレミアムカード

ETCカードは、どのクラスのANA VISAカードでも発行が可能となっています。尚、年会費は以下の通りとなっています。

初年度 年会費無料
翌年度以降 500円+税

※前年1回以上ETC利用の請求があれば翌年度無料

電子マネーiD

ANA VISAカードには基本的にはポストペイ型の電子マネー「iD」が搭載されています。但し、ANA VISA Suicaカードには携帯型又は専用カード型となります。

Edy

ANA VISA/Master 一般カードやワイドゴールドカード、プラチナプレミアムカードには楽天のEdyも搭載されています。また、プラチナプレミアムカードの場合、Edyの利用で200円で1マイルが貯まります。(チャージでは貯まりません)

Suica

ANA VISA Suicaカードだけですが、JR東日本のSuica機能が搭載されています。オートチャージにも対応しています。また、チャージやオートチャージではポイントも付与されます。他にも、リンク設定をすれば既に持っているSuicaとリンクさせてオートチャージも可能となっています。

ANA VISAカードのポイントプログラム

三井住友カードのポイントサービス

ANA VISAカードのポイントプログラムは、三井住友カードの「ワールドプレゼント」のポイントが貯まります。通常1,000円で1Pが付与される仕組みになっています。

ポイントをより多く貯める方法

ポイントをより多く貯める方法としては、リボ払い手数料が発生するとポイントが2倍になります。マイ・ペイすリボは初回手数料無料ですので、1回で支払う設定にしていると2倍にはなりませんので注意が必要です。

後はポイントUPモールを経由してアマゾンや楽天など通販での買い物をするようにするとポイントが2倍から貯まるようになります。こうした方法で通常の1,000円で1P以上のポイントを貯めていく事が出来ます。

ポイントUPモールを有効に利用するのがコツ

前述の通りポイントをより多く貯めるには、普段のインターネットショッピングを、三井住友カードのポイントUPモール経由で買い物をするのがコツとなります。

ポイントUPモール経由でamazonや楽天などで買い物をすると2~20倍のポイントが付与されます。amazonなど大手通販は2倍と言うのが多いです。20倍となると高額な商品などに限定されています。

いずれにしても、直接インターネット通販をするよりも、ポイントUPモール経由の方がポイントはよりお得に貯まりますので、どうせ買うなら上手に活用したい所です。

ANA VISAカード(MasterCard)は、ANAと三井住友カードが提携して発行しているクレジットカードです。そしてそれぞれの会社には、ポイントやマイルがお得に貯まるオンラインモールが有ります。三井住友カードには「ポイントUPモール」があり、ANAには「ANAマイレージモール」が有ります。ANAマイルを貯めている方にとっては、ポイントUPモールでショッピングをしてポイントを貯めてマイルへ移行するのか、ANAマイレージモールでショッピングをしてマイルを貯めるのかどちらがお得なのか気になる所です。ポイントUPモールとANAマイレー...

ボーナスポイント

ボーナスポイントは、ショッピングの支払累計金額に応じてステージが決まり、それぞれボーナスポイントが付与されるものです。

前年度の支払い買い物累計金額でV1~V3までのステージが決まり、今年度の支払い買い物累計金額に応じたボーナスポイントが付与されます。年度は、2月から翌年1月という周期になっています。

尚、ボーナスポイント制度は、ANA VISAプラチナ プレミアムカードには有りません。一般カードやANA VISA Suicaカード、ワイドゴールドカードなどが対象となります。

ステージ

前年度の支払買物
累計金額
ステージ
300万円以上 V3
100万円以上
300万円未満
V2
50万円以上
100万円未満
V1

前年度(2月~翌1月)の支払い金額に応じて上記3つのステージが決まります。

もらえるボーナスポイント

ステージが決まれば、今年度に利用した金額の累計に応じてステージで設定されたボーナスポイントが付与されます。

ステージ ボーナスポイント
V3 ワイドゴールド:50万円で300P、以降10万円毎に60P
一般カード:50万円で150P、以降10万円毎に30P
V2 ワイドゴールド:50万円で150P、以降10万円毎に30P
一般カード:50万円で75P、以降10万円毎に15P
V1 ワイドゴールド:50万円で100P、以降10万円毎に20P
一般カード:50万円で50P、以降10万円毎に10P

例えば、前年度(2014年2月~2015年1月)にANA VISA一般カードで、60万円の利用があった場合、ステージは「V1」となります。そして、当年度(2015年2月~2016年1月)までの利用累計金額が80万円だった場合、ボーナスポイントは、80P付与される事になります。

ポイントの有効期限

ANA VISAカードのワールドプレゼントのポイントの有効期限は、基本的には2年が有効期限となっています。プレミアムカードのみ4年が有効期限となっています。

カードの種類 割引額
ANA VISA/Master 一般カード
ANA VISA Suicaカード
ANA VISAワイドゴールドカード
2年
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 4年

ボーナスマイルとポイントのマイル移行

ボーナスマイル

ANAカードでは、入会時・継続時、そしてANA便への搭乗ごとにボーナスマイルが積算されます。

カードの種類 ボーナスマイル
ANA VISA/Master 一般カード
ANA VISA Suicaカード
入会時:1,000マイル
継続時:1,000マイル
搭乗毎:フライトマイル+10%
ANA VISAワイドゴールドカード 入会時:2,000マイル
継続時:2,000マイル
搭乗毎:フライトマイル+25%
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 入会時:10,000マイル
継続時:10,000マイル
搭乗毎:フライトマイル+50%

一般カードでは入会及び継続時で1,000マイルが積算され、ワイドゴールドは2,000マイルとなっています。プラチナは年会費もそれなりにするので、入会時・継続時では10,000マイルが積算されます。

尚、フライトマイルは、フライトマイル=搭乗区間の区間マイル×利用運賃のマイル積算率で算出され、それに対してボーナス分の+10%or+25%or50%が積算されます。

ポイントのANAマイル移行レート

三井住友カードのワールドプレゼントのポイントをANAマイルへ移行する場合の移行レートは次のようになっています。

カードの種類 移行レート
ANA VISA/Master 一般カード 10マイルコース*(1P=10マイル)
5マイルコース(1P=5マイル)
ANA VISA Suicaカード 10マイルコース*(1P=10マイル)
5マイルコース(1P=5マイル)
ANA VISAワイドゴールドカード 10マイルコース(1P=10マイル)
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 15マイルコース(1P=15マイル)

ANA VISA/Master 一般カードやANA VISA Suicaカードでは、1Pを10マイルに移行するには、6,000円+税/年度(4月1日~翌年3月31日)が必要になってきます。ワイドゴールドやプラチナはこの移行手数料は無料となっています。プラチナになると1P=15マイルとお得に移行させる事が出来るようになっています。

ボーナスポイント及びプレミアムポイントの移行

尚、ボーナスポイントやプレミアムポイントは全て1P=3マイルでの移行となり、自動移行は有りません。その都度応募して移行する形になります。

カードの種類 移行レート
ANA VISA/Master 一般カード 1P=3マイル
ANA VISA Suicaカード
ANA VISAワイドゴールドカード
ANA VISA プラチナ プレミアムカード

ボーナスポイントは、前年度の支払いした買い物累計金額によってステージが決まり、そのステージと今年度の支払いした買い物累計金額に応じてもらえるポイントや、マイ・ペイすリボで付与されたボーナスポイントが該当します。

プレミアムポイントは、ポイントUPモールで通常ポイントに加え設定された倍率のポイントを獲得出来る分がプレミアムポイントとなります。

例えば、ポイントUPモールで3倍のショップで買い物をした場合、1,000円で1Pは通常獲得ポイントとして加算され、1,000円で2Pはプレミアムポイントとして加算されます。この部分は1P=3マイルでの移行となります。

この様に、基本的にショッピングで付与される1,000円で1Pの獲得ポイントは10マイルコースなどで移行が可能で、倍率等によって通常ショッピング以外により多く付与される部分は1P=3マイルでの移行となります。

マイルの交換

ANA VISAカードで貯めたマイルは様々な特典などに利用する事が出来ます。

特典航空券・アップグレード特典への交換

特典航空券 最低必要マイル数
ANA国内線特典航空券
(ANA便名の国内線全路線)
5,000マイル~
(片道1区間)
ANA国際線特典航空券
(ANAグループ便)
12,000マイル~
(往復)
ANA国際線アップグレード特典
(ANAグループ便)
12,000マイル~
(片道1区間)
提携航空会社特典航空券
15,000マイル~
(往復)
スター アライアンスアップグレード特典
12,000マイル~
(片道1区間)

ANA SKYコインへの交換と交換率

貯まったANAマイルをANA SKYコインへ交換する場合、カードの種類によって交換率が異なります。5万マイル以上を交換する場合は、一般カードの場合は1.5倍、ワイドゴールドやプレミアムの場合は1.6倍の交換率となっています。

交換マイル数
(単位:マイル)
交換後コイン数
(単位:SKYコイン)
1~9,999 1~9,999
10,000 12,000(1.2倍)
20,000 26,000(1.3倍)
30,000 42,000(1.4倍)
40,000 60,000(1.5倍)
50,000~
200,000
75,000~
300,000(1.5倍/一般カード)80,000~
320,000(1.6倍/ワイドゴールド以上)

ANAご利用券

ANAご利用券は、10,000マイル ⇒ 10,000円分(5,000円×2枚)と交換可能です。これは、対象となるANA航空券や宿泊、機内販売商品などの支払いに利用する事が可能です。

ANAショッピングポイント

ANAのオンラインショッピングモール「A-style」で利用出来るANAショッピングポイントへ1マイル=1Pとして交換する事ができ、1P=1円としてA-styleでの支払いに充当出来ます。

他社ポイント

ポイント交換は、ANAマイルを他社のポイントに交換する事が出来ます。

交換対象 交換レート
スターバックスカード 10,000マイル ⇒ 10,000円分(入金)
iTunesギフトコード 10,000マイル ⇒ 10,000円分
楽天Edy 10,000マイル ⇒ 10,000円分
iDバリュー 10,000マイル ⇒ 10,000円分
(iDバリューへ交換)
楽天スーパーポイント 10,000マイル ⇒ 10,000P
nanacoポイント 10,000マイル ⇒ 10,000P
マツモトキヨシ現金ポイント 10,000マイル ⇒ 10,000P
Suicaポイント 10,000マイル ⇒ 9,500P
PiTaPa ショップ de ポイント 10,000マイル ⇒ 100,000P

この他にも、様々な他のポイントと交換をする事が可能です。

その他

  • ANAセレクション特典
  • ANAマイレージモールクーポン
  • バニラエア特典航空券
  • ANA国際線超過手荷物料金支払
  • レンタカー
  • 空港アクセス
  • 空港施設
  • レストラン
  • ホテル
  • 美容、健康、エンタメ、アクティビティ
  • 自動車、車検、カー用品
  • 書籍、雑誌、新聞、CD、DVD
  • 住宅(三菱地所レジデンス)

ANAのお得な運賃やその他のサービス

ANAのお得な運賃

ANAカードの会員専用運賃の「ビジネスきっぷ」は、搭乗日当日の予約・変更が可能で、ANA国内線全路線に設定がある便利でお得な運賃です。割引は最大で47%も有ります。

他にも3日前まで予約が可能な「特割」、特定区間の乗継に便利な「特定乗継割引」などが有ります。

ビジネスきっぷのポイント

  • 搭乗日当日まで予約・変更が可能
  • 片道2回でも、往復でも使える
  • マイルが100%貯まる
  • 国内線の全路線で利用可能

ANAウェブサイト、ANA予約・案内センター、ANA国内線空港カウンターで予約をする事が可能です。予約は搭乗日の2ヶ月前9:30~搭乗当日まで可能となっており、柔軟に対応出来ます。

ANAの特割

特割は、搭乗日の3日前までに(一部路線は前日まで)予約・購入でお得な運賃で利用出来ます。最大で70%割引も有ります。旅行はもちろん出向などにも利用出来て便利です。

尚、特3と表記されているものは搭乗日の3日前まで予約可能なもので、特1と表記されているものは、搭乗日の前日まで予約が可能なものです。

ANAの特定乗継割引(乗継運賃)

直行便の無い区間でも乗継運賃を利用してお得に旅行や出張が可能です。

28日前までの予約の「乗継旅割」は最大81%割引、7日前までの予約の「乗継特割」は最大63%割引、そして当日までの「特定便乗継割引」は最大53%割引が有ります。

搭乗がスムーズ「SKiPサービス」

ANA国内線を利用の場合、事前にスキップ予約(予約・購入・座席指定)を済ませておけば、空港での搭乗手続きが不要。出発当日は、搭乗手続きカウ ンターに立ち寄ることなく、出発保安検査場と搭乗口でANAカードをタッチして進めます。

⇒ ANAのスキップサービスで国内線の搭乗が便利に ANAカードやおサイフケータイでも利用出来る

いずれの割引についても、時期や期間、条件などが決まっています。また、今後変更等がある場合もありますし、割引率に変更が有る場合もあります。また、割引率はあくまでも最大のもので、もっとも安い路線のものです。当然ながらそれ以下の割引率のものも有ります。
利用前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認下さい。

ANAカードの割引

ANAカードで受けられる割引特典は、空港免税店で一般カードとゴールド以上で割引率が異なっています。

割引の種類 移行レート
空港内免税店 一般カード:5%OFF
ゴールド・プレミアム:10%OFF
国内・国際線の機内販売 10%OFF
空港内店舗「ANA FESTA」 10%OFF
成田空港でのパーキング 特別料金
ANAショッピング A-style 5%OFF
ANAスカイホリデー
ANAハローツアー
ANAワンダーアース
5%OFF
ANAビジネスソリューション公開講座 15%OFF
IHG・ANAホテルズグループジャパン 5%OFF
(ベストフレキシブル料金より割引)
レンタカー割引サービス 国内:5%OFF
ハーツレンタカー:5~20%OFF
SHiDAX
(カラオケシダックス)
ルーム料金30%OFF など

ANA VISAカードの特徴の比較

項目 一般カード Suicaカード ワイドゴールド プレミアム
国際ブランド VISA
MasterCard
VISA VISA
MasterCard
VISA
年会費
(本会員)
2,000円+税 2,000円+税 14,000円+税 80,000円+税
年会費
(家族会員)
1,000円+税 4,000円+税 4,000円+税
ボーナスポイント制度 有り 有り 有り 無し
ボーナスマイル
(入会時)
1,000マイル 1,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
ボーナスマイル
(継続時)
1,000マイル 1,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
ボーナスマイル
(搭乗毎積算率)
10% 10% 25% 50%
マイル移行 1P=10マイル*
1P=5マイル
1P=10マイル*
1P=5マイル
1P=10マイル 1P=15マイル
マイル移行手数料 6,000円+税/年度 6,000円+税/年度 無料 無料
空港ラウンジ × ×
プライオリティ・パス × × ×
海外旅行傷害保険 最高1,000万円 最高1,000万円 最高5,000万円 最高1億円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円 最高1億円
国内航空傷害保険 最高1,000万円 最高1,000万円 最高5,000万円 最高5,000万円
航空便遅延保険 1万円又は
2万円限度
2万円又は
4万円限度
ショッピング保険 最高100万円 最高100万円 最高300万円 最高500万円

ANA VISA一般カードとSuicaカードの比較

ANA VISA一般カードと、ANA VISA Suicaカードはどちらも一般カードです。年会費的には基本は同じですが、割引を最大限適用すると、Suicaカードが一番年会費が安くなります。(マイ・ペイすリボ登録+年1回利用での割引適用時)

また、Suica機能も付いていてSuicaカードにオートチャージでもポイントが貯まりますので、ANA VISA Suicaカードの方がANA VISA 一般カードよりも便利でお得です。

ただ、共通のデメリットとして10マイルコースでお得にマイルを移行させる場合には年度毎に移行手数料が6,000円+税が発生してしまいます。

ANA VISA ワイドゴールドカードとプラチナ プレミアムカード

上位カードには、ゴールドカードのANA VISA ワイドゴールドカードと、ANA VISA プラチナ プレミアムカードが有ります。プレミアムカードは年会費がずば抜けて高く、よほどの利用がある方やサービスを求めている方にはお勧めですが、ワイドゴールドカードでも十分お得です。

ワイドゴールドカードになると、10マイルコースの移行で年度毎の移行手数料も無料となっています。利用状況や利用金額によっても変わりますが、ワイドゴールドカードがお勧めです。

プレミアムカードは、プライオリティ・パスが無料で申込でき、年会費の半分程度の価値は有ります。マイル移行も15マイルコースという事でゴールドよりも高いレートで移行させる事が出来ます。後は利用頻度によってカード全体の価値が変わってくると思います。

ANAカードはVISA、MasterCard、JCB、Amexなどのブランド、いくつかの提携先と提携し多くの種類が発行されています。カードのクラスも様々ですが、ここでは主なANAカードを比較してみたいと思います。年会費の比較まずはANAカードの年会費の比較です。年会費は場合によっては負担となってしまう場合があります。ANAカード年会費(本会員)年会費(家族会員)ANA VISA/Master 一般カード初年度無料2,000円+税(通常)1,025円+税(割引)初年度無料1,000円+税(通常)475円+税(割引)ANA VISA Suicaカード初年度無料2,000円+税(通常)75...

▲ ANAカードの比較

ANA VISAカードの疑問など

ANA VISAカードの疑問など

VISAブランドかMasterCardブランドかどちらが良い?

ANA VISAカードには、VISAブランドとMasterCardブランドの2つが選択出来る場合が有ります。ANA VISA一般カード、ANA VISA ワイドゴールドカードは両ブランドのどちらかを選択出来ます。

VISAブランドを選択すると、VISA加盟店で利用でき、MasterCardを選択するとMasterCardの加盟店で利用出来ます。VISAブランドのANA VISAカードにすると、MasterCard加盟店で決済は出来ません。同様に、MasterCardブランドのANA Masterカードにすると、VISA加盟店では決済出来ません。

とはいえ、世界的にみてもVISAブランドが利用出来るお店なら、MasterCardブランドも利用出来る場合が多いです。とは言え、無難なのはVISAブランドだと思います。VISAブランドのカードは他社でも多いですし、ちょっと違ったマスターカードにしようとMasterCardブランドを選択するのも別に良いのですが・・・個人的には世界での利用がより多いVISAの方が困る事はないと思います。

ANA VISA一般カードにSuica機能は追加出来ない

既にANA VISA/Master 一般カードを持っている場合で、Suica機能を追加する事は出来ません。もし、Suica機能の付いたANAカードを希望する場合は、新規申込で、ANA VISA Suicaカードに申込をする必要が有ります。

ANA VISAカードを退会するとANAマイレージクラブの資格は無くなる

ANA VISAカード(MasterCard含む)を退会すると、自動的にANAマイレージクラブも退会となります。もし、継続してANAマイレージクラブのサービスを利用したい場合は、ANAマイレージクラブ、サービスセンターへ連絡をし、クレジット機能が付いていないマイレージカードの発行手続きをする必要が有ります。

ANA VISAカードで貯めていたマイル残高は、クレジット機能が付いていない新しいマイレージカードへ移行する事が出来ます。

ANA VISAカードを紛失等して再発行した場合、ANAマイレージクラブの番号は変わる

ANA VISAカード(Masterカード含む)を万が一紛失や盗難に遭ってしまった場合にカードを再発行すると、ANAマイレージクラブのお客様番号も変わってしまいます。

但し、ANAカードで一般カードからワイドゴールドカードへの変更や有効期限の更新、磁気不良等による再発行の場合などはANAマイレージクラブのお客様番号は変わりません。

ANAマイレージの有効期限は?

ANAマイルは、利用月から数えて36ヶ月後の月末まで有効となります。例えば2016年9月に搭乗した分のマイルは、2019年9月末まで有効となります。貯めたマイルの有効期限は、ANAウェブサイトにログインして、マイル口座残高(明細)で確認する事が出来ます。

三井住友カードのANAカードが複数枚ある場合のマイル移行手数料や、ポイントは合算出来るかなど

ANA VISA一般カードとANA VISA Suicaカードを持っていた場合など、複数枚のANA VISA(Masterカード含む)を持っていた場合、マイル移行手数料はそれぞれのカード毎に必要となります。また、それぞれにワールドプレゼントのポイントが貯まりますが、それらを合算してANAマイルへ移行させる事は出来ません。

 -ANAカード, クレジットカードの比較

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