ANAカード比較 マイルが貯まりやすいのは?おすすめや自分に合っているANAカードは?
2021/02/11
ANAカードはVISA、MasterCard、JCB、Amexなどのブランド、いくつかの提携先と提携し多くの種類が発行されています。カードのクラスも様々ですが、ここでは主なANAカードを比較してみたいと思います。
スポンサードリンク
年会費の比較
まずはANAカードの年会費の比較です。年会費は場合によっては負担となってしまう場合があります。
ANAカード | 年会費(本会員) | 年会費(家族会員) |
---|---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 初年度無料 2,000円+税(通常) 1,025円+税(割引) |
初年度無料 1,000円+税(通常) 475円+税(割引) |
ANA VISA Suicaカード | 初年度無料 2,000円+税(通常) 751円+税(割引) |
– |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 初年度無料 2,000円+税(通常) 751円+税(割引) |
初年度無料 1,000円+税(通常) 475円+税(割引) |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 初年度無料 2,000円+税 |
1,000円+税 |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 14,000円+税 9,500円+税(割引) |
4,000円+税 2,500円+税(割引) |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000円+税 | 80,000円+税 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,000円+税 | 2,500円+税 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,000円+税 | 15,500円+税 |
※割引は最大適用時の年会費です。条件によって割引額は異なります。また、初年度無料はインターネットでの申込など初年度無料になる条件が決まっています。
三井住友カードと提携して発行しているANA VISAカードやMasterCardは、年会費割引が有ります。web明細の発行やマイ・ペイすリボ登録+利用といった条件によって割引が有ります。(プレミアムカード除く)
割引を適用した年会費を見ると、ANA VISA SuicaカードとANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードの2つが割引最大適用で年会費751円+税となり、一般カードと比較してもSuicaやPasmoなどが一体となっておりお得です。
また、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANAカードと東京メトロのTo Me CARD PASMOが1枚に収まったJCBのクレジットカードでとても便利でお得です。
付帯保険の比較
航空系のクレジットカードですので、旅行傷害保険やショッピング保険などもポイントとなってきます。基本的に一般カードでは、国内の場合は航空傷害保険と呼ばれる飛行機に搭乗中に発生した怪我に対して補償される保険となり、国内旅行傷害保険とは異なります。
ANAカード | 海外旅行傷害保険 (最高補償額) |
国内旅行傷害保険/ 国内航空傷害保険 (最高補償額) |
ショッピング保険 |
---|---|---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 1,000万円 | 1,000万円(航空) | 100万円 |
ANA VISA Suicaカード | 1,000万円 | 1,000万円(航空) | 100万円 |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 1,000万円 | 1,000万円(航空) | 100万円 |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 1,000万円 | 1,000万円(航空) | 100万円 |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 5,000万円 | 5,000万円 (旅行・航空) |
300万円 |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 1億円 | 1億円(旅行) 5,000万円(航空) |
500万円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 3,000万円 | 2,000万円 | 200万円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 1億円* | 5,000万円 | 500万円 |
※(*)は利用付帯。
※付帯保険は最高額であり、担保項目等によって最高額や補償条件などが異なります。
上のクラスのANAカードになると、補償額も上がりさらに家族特約も付帯してきます。また、国内では国内旅行傷害保険が付帯します。やはり旅行や出張などが多い方はゴールドカードなど上位カードが補償もそれなりにありお勧めです。
ボーナスマイルの比較
ボーナスマイルは、入会時や更新時、そして搭乗毎にもらえるANAマイルです。
ANAカード | 入会時 | 更新時 | 搭乗毎 |
---|---|---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 1,000マイル | 1,000マイル | +10% |
ANA VISA Suicaカード | 1,000マイル | 1,000マイル | +10% |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 1,000マイル | 1,000マイル | +10% |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 1,000マイル | 1,000マイル | +10% |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 2,000マイル | 2,000マイル | +25% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 10,000マイル | 10,000マイル | +50% |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1,000マイル | 1,000マイル | +10% |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 2,000マイル | 2,000マイル | +25% |
※搭乗毎のボーナスマイルは、区間基本マイレージに対する割合。また、他社運行によるANAコードシェア便など対象外の場合もあります。
搭乗毎のボーナスマイルは、通常のフライトマイルにプラスして割り増しのボーナスマイルが貯まります。
ボーナスマイルでは、一般カードで1,000マイル貯まり、ゴールドカードでは2,000マイル貯まります。ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、年会費はワイドカード並ですがボーナスマイルは1,000マイル、搭乗毎は+10%と変わらないのが少し残念な所ではありますが、一般カードなので仕方のない部分ではあります。
最も搭乗毎のボーナスが積算されるのはプレミアムカードで、50%がプラスされます。
ポイントプログラムとマイルへの移行
三井住友カードと提携し発行されているANA VISAカード(MasterCard含む)は、「ワールドプレゼントのポイント」が貯まります。JCBブランドは「OkiDokiポイント」が貯まり、アメリカン・エキスプレスと提携し発行されているANAカードは、「ANAアメックスのメンバーシップ・リワード」のポイントが貯まります。
ANAカード | ポイント付与 |
---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 1,000円で1P マイペイすリボ利用で2倍 |
ANA VISA Suicaカード | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | |
ANA VISA ワイドゴールドカード | |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 1,000円で1P |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 100円で1P ANA関連は1.5倍 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 100円で1P ANA関連は2倍 |
ANAカードのVISA及びMasterCardブランドは、三井住友カードのワールドプレゼントのポイントで1,000円で1ポイント付与されます。また、マイ・ペイすリボを利用するとポイントが2倍になります。(リボ払い手数料発生時のみ)
一方アメックスブランドの場合は、100円で1P付与されます。また、ANAでANA航空券や機内販売、旅行商品の購入でポイントが1.5倍又は2倍多く付与されます。
ポイント有効期限
ANAカード | 有効期限 |
---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 2年 |
ANA VISA Suicaカード | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 2年 |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 3年 |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 4年 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 最長で3年 (ポイント移行コース登録で無期限) |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
クレジットカードの利用で獲得したポイントはそれぞれ有効期限が決まっています。
マイルへの移行
それぞれのANAカードで貯めたポイントは、ANAマイルへ移行させる事が出来ます。一般カードの場合は、移行の手数料が発生します。移行手数料が意外とネックとなる場合が有ります。
ANAカード | 移行換算率 | 移行手数料 |
---|---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 10マイルコース:1P=10マイル 5マイルコース:1P=5マイル (自動移行 or 都度移行) |
10マイルコース:6,000円+税/年度 (年度:4月1日~翌年3月31日) 5マイルコース:無料 |
ANA VISA Suicaカード | ||
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | ||
ANA VISA ワイドゴールドカード | 10マイルコース:1P=10マイル (自動移行 or 都度移行) |
無料 |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 10マイルコース:1P=10マイル 5マイルコース:1P=5マイル (自動移行 or マルチポイント) |
10マイルコース:5,000円+税/年度 (年度:4月1日~翌年3月31日) 5マイルコース:無料 |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 15マイルコース:1P=15マイル (自動移行 or 都度移行) |
無料 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1P=1マイル (1,000P以上、1,000P単位、都度移行) |
年間6,000円+税 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 無料 |
※自動移行の場合は自動的にANAマイルへ移行されます。都度移行の場合は、任意のタイミングで移行手続きを行う必要が有ります。
※ANAマイルへの移行は、最低移行単位が決まっている場合があります。
ANA VISAカードやMasterCardの場合の注意点
三井住友カード提携のVISA及びMasterCardブランドの場合で、ボーナスポイントやプレミアムポイントは、1P=3マイルで応募方式となります。
ボーナスポイント=年間利用額に応じてランクが決まり、ランクに応じて年間利用額に対して付与されるポイント。
プレミアムポイント=ポイントUPモールでの買物で付与される倍率分や、プレミアムポイント加盟店での利用で付与されるポイントです。
注意したい点として、例えば、ポイントUPモールでポイント3倍のショップで購入した場合、単純に1,000円で3P付与される訳ですが、3Pを全て10マイルコースや5マイルコースで移行出来る訳では有りません。
1Pは通常の付与で10マイルコース等で移行出来ますが、特別に付与された2Pは、プレミアムポイントですので、1P=3マイルで応募方式での移行しか出来ません。
同様にボーナスポイントも、ランクに応じた年間利用額でボーナスポイントが付与された場合、10マイルコース等での移行は出来ず、全て1P=1マイルでの移行となります。
JCBブランドの方が10マイル移行コースの手数料が安い
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)などJCBブランドのANAカードは、10マイル移行コースの手数料が5,000円+税/年となっており、VISAやMasterCardブランドと比較して1,000円安くなっています。
ANAアメックスはポイント移行コース登録中はポイント有効期限が無期限に
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、一般カードですのでポイントをANAマイルへ移行する際にポイント移行コースへの参加(登録)が必要となります。ANA VISAなどと同様に年間6,000円+税が発生します。
ANAアメリカン・エキスプレスの場合は、このポイント移行コースに登録している間はポイント(ANAアメックスのメンバーシップリワード)の有効期限が無期限となりお得です。
電子マネー
ANAカードには電子マネーが搭載されています。また、後から追加をする事も可能です。
ANAカード | 電子マネー | |
---|---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | Edy | iD |
ANA VISA Suicaカード | Suica | iD |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | PASMO | iD |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | ANA QUICPay+nanaco | PASMO |
ANA VISA ワイドゴールドカード | Edy | PASMO |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | Edy | iD |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | Edy | QUICPayモバイル |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | Edy | QUICPayモバイル |
交通系のクレジットカードの場合、SuicaとPASMOそれぞれが搭載されています。
Edyチャージでマイルが貯まる
アメックスブランドを除く、ANA VISA ワイドゴールドカードやANA VISAプラチナ プレミアムカードでは、Edyのチャージで200円につき1マイルが自動積算されます。尚、クレジットカードのポイントは付与されません。
ANAアメリカン・エキスプレスにQUICPayモバイルが追加可能
ANAアメリカン・エキスプレスには、QUICPayモバイルを年会費無料で追加させる事が可能となっており、おサイフケータイ機能が付いた携帯電話やスマートフォンであれば、契約会社を問わず利用する事が出来ます。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)には、ANA QUICPay+nanacoが申込でき、ANAのスキップサービスと、ポストペイ型電子マネーQUICPay、電子マネーのnanacoが1つになったキーホルダータイプの電子マネーを利用する事が出来ます。
1つに3つの機能が収まっており、ちょっとした買物や、飛行機の利用などでとても便利です。
ANA一般カードで比較するとSuicaやPASMO搭載のANAカードがお勧め
ANAカードの一般カードで比較すると、SuicaやPASMOなどを搭載したカードがお勧めです。PASMOは定期券も搭載する事が出来ますので、定期券の購入でもポイントを貯める事が出来ます。もちろんSuicaやPASMOへのオートチャージでもポイントが貯まります。
通常の年会費は2,000円+税ですが、割引を最大限適用するとANA VISA/Master 一般カードよりもSuicaやPASMOが付いているANAカードの方が年会費が安くなります。
ANA一般カードの特徴を比較
ANAカードの一般カードの特徴を比べてその違いをみてみます。
ANA VISA/Master 一般カード
ANA VISA/Master 一般カードは、VISAかMasterCardブランドのどちらかを選択出来ます。もっとも標準的なANAカードで、これといった特徴やポイントが無いです。年会費割引を適用しても一番年会費が低くなる訳でも有りません。
ANA VISA Suicaカード
ANA VISA Suicaカードは、そのなの通りSuicaが搭載されています。ブランドはVISAのみ。年会費は割引適用で一番低くなるカードの1つです。Suicaオートチャージや既に持っているSuicaへのリンク設定などもでき、関東圏はじめSuica利用圏内の方にはお勧めです。
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードは、PASUMOやTOKYU POINTが1枚に収まったクレジットカードで、発行はMasterCardブランドのみ。東急関連や私鉄などを利用される方にはお勧めで、PASMO定期券も搭載が可能です。ANAマイル、ワールドプレゼントのポイント、TOKYU POINTの3つが貯まりとてもお得です。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANAカードと東京メトロのTo Me CARD PASMOが一体となったJCBのクレジットカードで、JCBが発行元となっています。PASMO搭載でオートチャージに対応しており、定期券も裏面に搭載できる便利なカードで、ANAやJCB、東京メトロの優待を受ける事が出来るお得なクレジットカードです。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAとアメックスが提携し発行しているアメックスブランドのANAカードです。年会費は一般カードの中では高めの7,000円+税となっています。ワイドカード並の年会費ですが、これは一般カードなので、ボーナスマイルなどは他の一般カードと同じです。
ただ、一般カードですが空港ラウンジが利用出来たりと、旅行関連の特典などは充実しています。
一般カードのネックはマイル移行手数料
一般カードでネックとなってくるのが、貯めたポイントをマイルへ移行させる場合に手数料が発生してしまうと言う点です。三井住友カードと提携のANA VISAやANA MasterCardなら5マイルコースという移行手数料無料のものも有りますが、半分のレートでしか移行させられません。
1P=10マイルで移行させるには、三井住友カード提携の場合は年度で6,000円+税の移行手数料が必要となります。また、アメリカン・エキスプレス提携のANAカードも同様に年間6,000円+税のマイル移行コースへの登録が必要となります。(ANAアメックスの場合は移行コースへの登録でポイント有効期限が無期限になる)
そうなると、年会費と移行手数料を合わせて8,000円程度がかかる事になります。ANAアメックスの場合は13,000円程度かかります。じゃあゴールドの方が良いという事になってきますが・・・
ある程度飛行機での移動がある方はワイドゴールドがお勧め
毎年飛行機を利用しての旅行や出張など移動が多いという方は、ANA VISA ワイドゴールドカードがおすすめになってきます。一番のメリットとしては、マイルの移行手数料が無料という点です。
年会費は14,000円+税という事で年会費が気になるという方は割引を適用させる事で9,500円+税になります。
コストパフォーマンスは高め
ANA VISA ワイドゴールドカードは、年会費の割りにはコストパフォーマンスが高めです。ゴールドカードですので、空港ラウンジの無料利用はもちろん様々な特典なども付いています。
また、ある程度飛行機を利用する人であればこのANA VISA ワイドゴールドカードが有ればマイルを結構貯める事が出来ます。ボーナスマイルは搭乗毎+25%積算されますので、一般カードで利用するよりも当然ながらお得です。
さらに上位のプレミアムカードも有りますが、年会費が80,000円+税と結構開きが有りますのでよほどクレジットカードの利用が多く額もそれなりに利用し、飛行機も頻繁に利用するという方でなければもったいないです。
年会費は一般カードとそれほど差は無い
ゴールドカードなので年会費は当然ながら一般カードよりも高いです。しかし、一般カードはマイル移行の為に移行手数料が発生します。そうなると、ゴールドカードとの年会費の差はそれほど大きなものでは有りません。どちらも最大割引を適用した場合、その差は3,000円以内となります。
ANAカードの2枚持ちという方法
ANA VISA ワイドゴールドカードには、SuicaやPASMOは搭載されていません。そこで、ANA VISA SuicaカードやANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードも持つ事でSuicaチャージやPASMOチャージ又は定期券として利用するという方法も有ります。
ANAカードの2枚持ちは可能で、年会費も割引を適用させればそれなりに抑える事が可能です。もちろん、2枚あるので更新の際のボーナスマイルも毎年それぞれの分が積算されますので結構マイルを貯める事が可能です。
もちろん本人同一名義のカードを複数枚所有している場合は、各カードのマイル口座を一つにまとめる事が可能です。
ANAアメックスゴールドもお得だが・・・
アメックスブランドのANAカードは、年会費がワイドゴールドの2倍程度します。利用頻度やアメックスのサービスを受けたい場合にはお勧めです。が、特にこだわりが無いのであればとりあえずANA VISA ワイドゴールドカードで問題ないと思います。
ANA便利用時の積算マイルは一般カードとゴールドでどれくらい違う?
利用時期・運賃によって違いは有りますが、ANAグループ便の利用で積算されるマイルが単純にどれくらい差があるかシュミレーションしてみます。
羽田から沖縄までで、利用運賃を運賃3(片道運賃)と仮定
ANAカード | 積算マイル |
---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 1,082マイル (フライトマイル:984 ボーナスマイル:98) |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 1,230マイル (フライトマイル:984 ボーナスマイル:246) |
羽田から沖縄までのシミュレーションでは、一般カードとゴールドで148マイルの差があります。
成田からロサンゼルスまで、予約クラスをY/E/B/Mと仮定
ANAカード | 積算マイル |
---|---|
ANA VISA/Master 一般カード | 6,003マイル (フライトマイル:5,458 ボーナスマイル:545) |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 6,822マイル (フライトマイル:5,458 ボーナスマイル:1,364) |
海外の場合で、成田からロスまでその差は819マイルとなります。
利用頻度によっては、国内線及び国際線いずれの場合も大きく開きが出てきます。
ボーナスポイント制度にも違いが
三井住友カードと提携のANAカードは、プレミアムカードを除きボーナスポイント制度があり、前年度利用額に応じてステージが決まり、年間利用額でポイントがもらえるというものです。
例えばANA VISA一般カードで、前年度60万円の利用があり「V1」ステージの状態で、年間50万円利用したら50Pが付与されます。一方でゴールドの場合は一般カードの倍の100Pが付与されます。
これをANAマイルへ移行すると、一般カードは150マイル、ゴールドなら300マイルとなります。(ボーナスポイントの移行は1P=3マイルの移行しか出来ません)
クレジットカードの年間利用額が多ければ多い程、ANA VISA ワイドゴールドカードを選択した方がお得です。
より良いサービスを求めるならプレミアムカードという選択肢も
ANAカードの最上級にANA VISAプラチナ プレミアムカードなどのプレミアムカードが有ります。VISAブランドの場合は年会費80,000円+税となっています。誰もが持つ事が出来るカードでは有りませんし、ANA便の利用が多いという方でないとメリットは少ないです。
プレミアムカードの特徴
ボーナスマイルが他のクラスのカードよりも多く入会・更新時で10,000マイル。ANAグループ便の搭乗時ボーナスマイルが+50%、カードマイルプラスは一部で2倍、空港ラウンジもカードラウンジ(ゴールドカードなどに付いている無料で利用出来る空港ラウンジ)に加え、国内線のANAラウンジの利用も出来ます。
さらに、世界の空港ラウンジが利用出来るプライオリティ・パス(プレステージ会員)に無料で入会をする事が出来ます。サポート面でもコンシェルジュサービスが利用出来たりと、正に最上級のクレジットカードです。
尚、前項で紹介したワイドゴールドカードや、このプラチナプレミアムカードはそれぞれゴールドはゴールドの、プレミアムはプレミアムの基準で審査が行われます。
単純に年収が高ければという訳では無く、それなりの属性であったり、信用情報が良好である必要が有ります。
▲ 属性についてはこちらの記事でも紹介しています。
▲ 信用情報についての記事はこちらでも紹介しています。
まとめ
色々な項目でANAカードの比較などをしてみましたが、単純にマイルが貯まりやすいのは上級のクレジットカードとなります。ボーナスマイルにしても、移行にしても一般カードよりも上級カードの方が優れています。後は利用頻度や利用額などによって変わってくるとは思います。
- クレジットカード利用金額が多い方、ANA便の利用が多い方はワイドゴールドがお勧め
クレジットカードの利用金額が多い方、又はANA便を定期的に利用される方は、「ANA VISA ワイドゴールドカード」をお勧めします。年会費、ボーナスマイル、マイル移行手数料無料などを考えるとお得です。
また、首都圏にお住まいの方で鉄道の利用があるという方であれば、ANA VISA SuicaカードやANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードとの2枚持ちもお勧めです。
クレジットカードの利用金額がそれほど多く無い場合には、Suica機能やPASMO機能が搭載されている、ANA VISA SuicaカードやANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードなどがお勧めです。普通の一般カードよりかはメリットが有ります。
スポンサードリンク