ANAアメリカン・エキスプレス・カードを徹底解説 ANAマイルがお得に貯まる
2017/04/12
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAマイルが貯まるクレジットカードで、ANAをよく利用される方にはおすすめのクレジットカードです。
ブランド | |
---|---|
入会資格 | 20歳以上で定職のある方(パート・アルバイト不可) |
年会費 (初年度) |
7,000円+税 |
年会費 (翌年以降) |
7,000円+税 |
還元率 | 0.5~1.5% |
発行期間 | 最短1~2週間から (審査等による) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 ショッピング保険 |
マイル | ANA |
電子マネー | – |
追加カード等 | ETC、家族カード |
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ANAアメリカン・エキスプレス・カードの特徴
■ ANAグループでの支払いでポイント1.5倍
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAグループでの航空券や旅行商品、機内販売などでカードを利用するとポイントが通常の1.5倍付与されます。
■ 入会・継続・搭乗でボーナスマイルプレゼント
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、入会時に1,000マイル、毎年のカード継続でボーナスマイル1,000マイルがプレゼントされます。もちろんANAグループの航空機に搭乗すると、区間ごとの割り増し10%ボーナスマイルもプレゼントされます。
■ ANAカードマイルプラス、ANAグルメマイル
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、「ANAカードマイルプラス」加盟店での利用、又は対象商品をカードで購入すると、ANAアメックスのメンバーシップ・リワードのポイント100円=1P+ANAマイル100円=1マイルが自動的に加算されます。従って、ポイントをマイルに移行すると、100円=2マイルも貯まります。
また、ANAグルメマイル参加店では、マイル積算の希望を申し出てカードで支払うと、ANAマイルが最大100円で2マイル付与されます。当然カードのポイントも100円で1P付与されます。
■ 各種保険が付帯
ANAアメリカン・エキスプレス・カードには、海外・国内旅行傷害保険の他にショッピング保険も付帯しています。
■ ポイント移行コースに登録すると有効期限は無期限
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメンバーシップ・リワードには通常は有効期限がありますが、マイル移行コースに登録すると、登録中は有効期限が無期限となります。
■ 空港ラウンジが利用可能
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、国内主要空港の空港ラウンジ+海外の一部空港ラウンジなどが利用する事が可能です。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードについて
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、アメリカン・エキスプレスがANAと提携して発行しているクレジットカードです。文字通りANAをよく利用される方におすすめのクレジットカードの一つです。
通常の利用で100円で1P付与される仕組みになっており、ANAグループでの対象利用で1.5倍のポイントが付与されます。また、入会時や毎年の継続でボーナスマイルがもらえたりします。
ANAマイルへの移行には、別途「ポイント移行コース」に参加する必要が有ります。参加費は年間6,000円+税で自動更新となっています。このポイント移行コースに参加する事で、貯めたポイントをANAマイルへ移行出来るようになります。
ですので、このカードを最大限生かすには、このポイント移行コースへの参加は必須で、年会費は7,000円+6,000円=13,000円(税別)が必要となります。
年会費
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(本会員) | 7,000円+税 |
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ANAアメリカン・エキスプレス・カードの年会費は、年会費7,000円+税となっています。条件による年会費割引等は有りません。尚、ANAマイルへ移行する場合は、別途「ポイント移行コース」(参加費:年6,000円+税)への参加が必要になります。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(家族会員) | 2,500円+税/人 |
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ANAアメリカン・エキスプレス・カードの家族会員については、1人につき年会費2,500円+税となっています。
付帯保険
次にANAアメリカン・エキスプレス・カードの旅行傷害保険やショッピング保険など付帯保険についてです。保険の補償規定は細かく条件や対象などが定められていますので、詳しい情報は必ず対象カードの補償規定をご確認下さい。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの旅行保険
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの旅行傷害保険は、海外・国内旅行傷害保険が付帯しています。
海外旅行傷害保険
担保項目 | 保険金額 |
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傷害死亡・ 後遺障害 |
最高3,000万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) |
最高100万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) |
最高100万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) |
最高3,000万円 |
携行品損害 (1旅行中かつ年間限度額/ 1事故あたり10万円限度) |
年間最高100万円/1旅行30万円限度 (自己負担金:3,000円/1事故) |
救援者費用 (1年間の限度額) |
最高200万円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの海外旅行傷害保険は、全て利用付帯となっています。当該カードで航空機料金や船舶料金、パッケージツアー料金を支払った場合に適用されます。
海外旅行傷害保険(家族特約)
担保項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・ 後遺障害 |
最高1,000万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) |
最高100万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) |
最高100万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) |
最高3,000万円 |
携行品損害 (1旅行中かつ年間限度額) |
年間最高100万円/1旅行30万円限度 (自己負担金:3,000円/1事故) |
救援者費用 (1年間の限度額) |
最高200万円 |
家族特約は、対象は配偶者及びカード会員と生計を共にする親族となっておりその場合の傷害死亡・後遺障害は最高1,000万円までとなっています。家族特約も利用付帯となっています。
国内旅行傷害保険
担保項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・ 後遺障害 |
最高2,000万円 |
入院費用 | – |
通院費用 | – |
手術保険金 | – |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの国内旅行傷害保険は最高5,000万円までとなっています。こちらは航空券やパッケージツアー等の費用を支払った場合に付帯する利用付帯のみです。当該カードで支払をしていないと付帯しません。
国内旅行傷害保険(家族特約)
担保項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・ 後遺障害 |
最高1,000万円 |
入院費用 | – |
通院費用 | – |
手術保険金 | – |
家族特約は、同様に全て利用付帯となっています。対象は配偶者及びカード会員と生計を共にする親族となっています。最高1,000万円までとなっています。
ショッピング保険(ショッピング・プロテクション)
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのショッピング保険は、「ショッピング・プロテクション」と呼ばれています。ANAアメリカン・エキスプレス・カードを利用して購入した商品の偶然の事故による損害について、商品購入から90日間補償されます。年間で最高200万円までとなっています。
尚、1回の事故について10,000万円の免責があり負担する必要が有ります。また、一部補償されない商品など条件がありますので、補償規定を必ずご確認下さい。
付帯保険の比較
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの付帯保険は、全て利用付帯となっています。保険の内容としては、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードとほぼ同じ内容ですが、海外航空機遅延保険は付帯していません。
ショッピング保険は、200万円ですのでそれなりに充実していると言えます。
セキュリティ
ANAアメリカン・エキスプレス・カードはいくつかの不正を未然に防ぐ対策などセキュリティ対策が実施されています。
カードの盗難・紛失について
万が一ANAアメリカン・エキスプレス・カードを紛失又は盗難に遭った場合は、速やかに連絡をする必要が有ります。緊急の場合は24時間年中無休で対応してもらえます。
国内の場合 | メンバーシップ・サービス・センター 0120-020-120 03-3220-6100 |
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海外の場合 | ⇒ アメックス グローバル・ホットライン(海外) 国によって番号が異なります |
国内での紛失・盗難の場合は、メンバーシップ・サービス・センターへの連絡と、最寄の警察や交番への届出も忘れずに行う必要が有ります。そうでない場合、不正使用等による保障の対象外となる可能性があります。
海外での紛失・盗難の場合は、国によって番号が異なります。
新しいカードの発行(カード緊急再発行)
万が一紛失・盗難に遭った場合には、連絡をする事で速やかに無効手続きが行われます。そして、新しいカードが用意されます。
また、カード会員の状況に応じて緊急の再発行も可能(緊急仮カード)となっていますが、カード会員の滞在地域によって対応が異なります。また、緊急仮カードの場合はカード呈示が必要な特典は利用出来ません。
アメリカン・エキスプレスの補償制度
万が一、不正使用被害に遭った場合にもアメリカン・エキスプレスにて補償してもらえます。但し、故意や管理不足など過失があった場合には補償されない場合が有ります。これはどこのクレジットカード会社でも同様ですが、しっかりと管理していたのに不正使用被害があった場合のみ補償されます。
オンラインプロテクション
アメリカン・エキスプレスのオンラインプロテクションは、インターネットショッピングにおける不正使用の損害を全額補償されるものです。
不正検知システム(不正プロテクション)
アメリカン・エキスプレスでは、不正検知システムが導入されています。不正検知システムは、カードの取引ごとにカード会員以外の第三者による不審な利用が無いかをチェックしています。
このシステムは、そのカードの利用が直近の不正使用の傾向と似ている場合など、第三者の不正使用の可能性が高いと判断された場合に取引を保留する場合があります。
また、同時に第三者による不正使用の可能性を検知した場合には、電話やE-Mailにてカードの利用内容の確認がありますので、安心して利用する為にも日中連絡の取れる連絡先の登録をしておいた方が良いでしょう。
尚、不正使用などがあった場合には新しく安全なカード番号で再発行する等の処置も取られます。
AMERICAN EXPRESS セーフキー
AMERICAN EXPRESS Safe Key(アメリカン・エキスプレス セーフキー)は、アメリカン・エキスプレスの本人認証サービスです。対応している加盟店でインターネットショッピングをする際に、通常の取引情報に加えて、ワンタイムパスワードの入力をする事になります。
ワンタイムパスワードは、登録しているメールアドレスへ送られてきますので、その都度変わります。これによって不正使用を防ぐ仕組みになっています。
追加カードや電子マネー
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、追加カードがいくつか用意されています。
追加カードや電子マネー | 家族カード、ETCカード |
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家族カード
家族カードは、本会員と同じサービスが付帯している家族向けのカードです。本会員と家族会員の利用分は合わせて本会員の支払口座から自動引落しとなります。また、ポイントは本会員にまとめて付与される仕組みになっています。
利用枠については、同時に申込む本会員のクレジットカードの利用枠内で利用する事が出来ます。
当然ですが、家族カードは本会員のカードに追加するもので、単独での発行は出来ません。また、家族カードの資格としては、18歳以上で、配偶者・両親・子供となっています。
ETCカード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードにはETCカードを追加する事が可能です。ETCカードは年会費無料となっています。但し、2017年2月15日から新規発行う手数料が1枚につき850円+税が必要となりました。
初年度 | 無料 |
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翌年度以降 | 無料 |
ETCマイレージサービス
ETCマイレージサービスは、事前に登録が必要ですが、ETCカードによる支払額に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントは、無料通行分として還元され、通行料金の支払に利用出来ます。
このサービスは、NEXCO東日本・中日本・西日本、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社が主催するサービスです。
楽天Edy
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、楽天Edyのチャージに対応しています。(ポイント付与無し)楽天Edyは、楽天Edy株式会社が提供する前払い方式の電子マネーです。
楽天Edyは、マークのある全国約40万ヶ所以上の加盟店で利用する事が出来ます。楽天はもちろんセブンイレブンなどのコンビニや自動販売機など様々なシーンで利用する事が出来ます。
モバイルSuicaやSMART ICOCA
JR東日本のモバイルSuicaは、Suicaと携帯情報端末が一つになったもので、電車や新幹線、買い物など対応の端末にかざす事で決済に利用する事が出来ます。
SMART ICOCAは、JR西日本のICカードで、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを決済用カードとして登録して利用する事が出来ます。モバイルSuica同様に、自動改札が通れたり買い物に利用したりでき、パソコンや携帯で利用履歴が確認出来たりもします。
それぞれポイント付与は有りません。
Apple Payに対応し「QUICPay」が追加される
アメリカン・エキスプレスはApple Payに対応しているクレジットカード会社です。ANAアメリカン・エキスプレス・カードもApple Payに追加する事が可能となっています。
iPhone7やApple Watch Series 2に追加すると、QUICPayが割り当てられ店舗や自動販売機など、QUICPayが利用出来る場所で決済できます。
他にも、アプリ内やウェブ上でのApple Payでの決済にもアメックスブランドは対応しています。
Apple PayでのSuicaチャージは、ANAアメリカン・エキスプレス・カードならiPhoneのWalletアプリから行えます。他に、Apple Payは家族カードでも追加する事が出来ますので、本会員に承諾を得てから追加する事が出来ます。
支払方法及び支払日
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの支払方法と、クレジットカード利用代金の支払日についてです。支払日は会員によって異なります。必ず利用明細等を確認する必要が有ります。
支払方法
支払方法は、1回払い、ボーナス一括払い、ペイフレックス(リボ払い)、分割払いの6種類の支払方法があります。
支払方法 | 支払内容 | 手数料 |
---|---|---|
1回払い | 締め日翌月の支払日に1回で支払 | 無料 |
ボーナス 一括払い |
夏又は冬のボーナス月に一括して支払 夏:原則8月に支払 冬:原則1月に支払 |
無料 |
ペイフレックス (事前登録型リボ払い) |
設定金額以上の利用の場合は自動的にリボ払いに振り分けられる支払方法。設定以下の金額なら1回払いになります。 | 必要 |
分割払い | 利用金額と手数料の合計を指定回数に分けて毎月の支払日に支払 (3・5・6・10・12・15・18・20・24回) |
必要 |
ボーナス一括払いについては、店舗によって利用出来ない場合があります。また、ボーナス一括払い及び分割払いは日本国内の取扱い加盟店のみで利用出来ます。
ペイフレックスについて
アメリカン・エキスプレスでは、ペイフレックスという支払方法があります。これは事前登録型のリボ払いで、あらかじめ金額を設定し、1回の買い物の額によって一括払いかリボ払いに自動的に振り分けられるものです。
事前登録型ですので、事前に登録(無料)をしておく必要が有ります。
金額の設定と仕組み
アメリカン・エキスプレスのペイフレックスでは、あらかじめ以下の3種類の金額を設定出来ます。(基本的に家族会員利用分も適用されます)
- 5,000円以上
- 20,000円以上
- 50,000円以上
これらの3種類から選択して設定をすると、1回のカード利用でその設定金額を超えない場合は一括払いで、超える買い物に関しては自動的にリボ払いになる仕組みです。
例えば2万円で設定して、1回の買い物(利用)が1万円だった場合は、その商品は一括払いとなります。もし、1回の買い物で7万円の利用だった場合は、7万円全てがリボ払いになります。
(2万円が一括で、残り5万円がリボというような振分けにはなりません。必ず設定金額を超えた場合は全てリボ払いとなります)
返済は残高スライド方式
アメリカン・エキスプレスのペイフレックスに登録し、リボ払いとなった分の支払に関しては、残高に応じて毎月の返済額が変わってきます。
リボ払い残高 | 月々の返済額 |
---|---|
100,000円以下 | 3,000円 |
100,001円~200,000円以下 | 6,000円 |
200,001円~300,000円以下 | 9,000円 |
300,001円~400,000円以下 | 12,000円 |
400,001円~500,000円以下 | 15,000円 |
500,001円~600,000円以下 | 18,000円 |
600,001円~700,000円以下 | 21,000円 |
700,001円~800,000円以下 | 24,000円 |
800,001円~900,000円以下 | 27,000円 |
900,001円~1,000,000円以下 | 30,000円 |
月々の返済額は、最低金額ですのでこの最低金額以上に返済額を増額する事が出来ます。基本的に毎月の返済額が多い程早く支払を済ますことができ、手数料も少なくて済みます。
支払日
アメリカン・エキスプレスの支払日は基本的には会員によって異なります。引落し口座によって、
- 19日締め翌月10日払い
- 21日締め翌月26日払い
- 1日締め21日払い
などが有ります。いずれにしても会員によって異なりますので、自分の支払日は利用明細やオンライン・サービスにて確認が出来ますので、忘れないように必ず自分の支払日をご確認下さい。
また、加盟店からの利用代金請求処理の状況によっては、請求が遅れる場合があります。
ポイントプログラム
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのポイントプログラムは、ANAアメリカン・エキスプレス・カードの「メンバーシップ・リワード」です。
ポイントの付与について
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのポイントの付与は、基本は100円で1ポイントの付与となっています。
但し、電気・ガス・水道・公金の支払については、200円で1ポイントの付与となります。
ANAグループでの支払いでポイント1.5倍
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAグループでのANA航空券や旅行商品、機内販売等のカードでの購入でポイントが通常の1.5倍付与されます。
ANAを利用される機会が多い方にはお得なポイントシステムとなっています。
この特典の対象は、以下のANAグループ関連の利用に限ります。
項目 | 対象商品 |
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航空券 | ANA SKY WEB ANA SKY MOBILE ANA国内線予約・案内センター ANA国際線予約・案内センター ANAカウンターにおける航空券の購入 |
機内販売 | ANA・ANAウイングス運行の国内線機内販売 ANA・エアージャパン運行の国際線機内販売 |
旅行商品 | ANAスカイホリデー ANAハーローツアー ANAワンダーアース ANA SKY WEB TOURの旅行商品 ※旅行会社での予約・購入分は対象外 |
通信販売 | ANA通信販売 機内誌「ANA SKY SHOP」 ANAショッピング A-syle |
有効期限
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメンバーシップ・リワードのポイントの有効期限は最長で3年となっています。但し、「ポイント移行コース」に登録すると、登録期間中はポイントの有効期限が無期限になります。
ポイントの交換
ANAアメリカン・エキスプレス・カードを利用して貯めたメンバーシップ・リワードのポイントは、マイルへの交換や、カード利用後の代金などに充当、人気オリジナルアイテムと交換する事が出来ます。
ポイントフリーダム(カード利用後の支払代金として充当)
ポイントフリーダムは、カード支払後の代金としてポイントを充当出来るものです。所定の換算レートで次回請求額より差し引かれます。1回の交換は3,000Pから交換が可能です。
ポイント換算レート |
---|
1P=0.3円 ※充当金額は、小数点以下四捨五入 |
例えば、レストランで食事をした場合に、3,000円の支払を当該カードで行い、10,000P分のポイント充当の手続きをすると、次回請求金額が、-3,000円で請求されます。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの場合は、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードやアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードのように、利用内容に応じて換算レートが変わる事は有りません。
ポイントをANAマイルに交換
ANAアメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントは、ANAのマイルに移行する事が出来ます。ANAマイルへの移行するには、「マイル移行コース」への登録が別途必要になります。登録しないとポイントをマイルへは移行出来ません。
但し、マイル移行コースへの登録では参加費用が必要です。
マイル移行コース | 年間6,000円+税(自動更新) |
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このマイル移行コースへ登録する事で、ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメンバーシップ・リワードのポイントをANAマイルに移行出来るようになります。
また、マイル移行コースへ登録する事で、登録期間中はポイントの有効期限が無期限になります。
マイルへの移行は、1,000P=1,000マイルでANAマイルへ移行する事が出来ます。ANAマイレージクラブへのポイント移行の上限は、80,000マイル/年間(1月から12月)となっています。
フライトや入会・継続などANAマイルが貯まる仕組みもあるカードですので、参加しないとあまり意味が無いかも知れません。
ANAマイル
ANAアメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントをANAマイルへの移行は前項で紹介しましたが、他にもANAマイルが貯まる仕組みなどが有ります。
ANAマイルを貯める
ANAマイルは先程紹介した、ANAアメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントをANAマイルへの移行する方法の他に、ボーナスマイルや、ANA関連の利用で貯まります。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、主に以下の5つの項目の方法でANAマイルが貯まります。
入会・継続ボーナスマイル
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの入会時に1,000マイル、毎年のカードを継続する度に1,000マイルがボーナスとしてプレゼントされます。(年会費を指定期日までに支払った場合、年会費支払月の翌月末までに加算)
搭乗ボーナスマイル
ANAグループの便に搭乗の度に、通常のフライトマイルにプラスして、区間ごとの割り増し10%ボーナスマイルがプレゼントされます。
「区間基本マイル」×「クラス・運賃倍率」×「ANAカード種類別フライトボーナスマイル」=搭乗ボーナスマイル
ANAカードマイルプラス
ANAカードマイルプラス加盟店での利用又は、対象商品をカードで購入すると、ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメンバーシップ・リワードのポイントに加え、ANAマイレージクラブのマイルが100円=1マイル自動的に貯まります。
ですので、ANAカードマイルプラス加盟店では、100円=1P と 100円で1マイルの2つが貯まります。ポイント移行を前提にすると、100円で2マイル貯まる事になります。
ANAグルメマイル
ANAグルメマイル参加店で、会計の際にマイル積算の希望を伝えた上で、カードで支払をすると、ANAマイルが最大100円=2マイル積算されます。もちろん通常のANAアメリカン・エキスプレス・カードのポイントも付与されます。
ANAカードファミリーマイル
ANAカードファミリーマイルは、家族カード会員が獲得したマイルを基本カード会員(本会員)のマイルと合算する事が出来るものです。これにより、より早く特典航空券等に近づけます。
尚、ANAカードファミリーマイルには参加登録(無料)が必要で、登録しないと家族カード分は合算されません。また、家族が別のANAアメリカン・エキスプレスの基本カード会員(本会員)の場合でも利用出来ます。
ANAマイルの確認
ANAアメリカン・エキスプレス・カードで貯まった又はポイント移行したANAマイルは、「ANA SKY WEB」からいつでも手軽に確認出来ます。ANA SKY WEBでは、ANAマイレージクラブのお客様番号とパスワードでログイン出来ます。
ANAマイルを使う
ANAアメリカン・エキスプレス・カードで貯めた又はポイント移行したANAマイルは、航空券や旅行商品や旅行に便利なANA SKY コイン等に交換をする事が出来ます。
旅行や利用環境に合わせて交換する事が出来ます。また、マイル移行コースへ登録していると、ポイントの有効期限は無期限となりますので、ポイントをじっくり貯めてより上の特典を目指す事も可能です。
ANAマイルを航空券等と交換する
ANAマイレージクラブのマイルは、以下のような特典等と交換出来ます。
- ANA国内線特典航空券
- ANA国際線特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- 提携航空会社特典航空券
- スターアライアンスアップグレード特典
- バニラエア特典航空券
- ANA国際線超過手荷物料金支払
ANAマイルを旅行商品やクーポン等への交換
- ANA SKY コイン
- ANAショッピングポイント特典
- ANAセレクション特典
- ANAマイレージモール クーポン
- ANA利用券(1万マイル=1万円相当)
- ニッポンレンタカー クーポン
- 空港アクセス 各種クーポン
- 羽田空港ペットホテル クーポン
- ホテル食事クーポン
- ANAカード会員限定イベント
- その他
ANAマイルを提携ポイントへ移行
ANAマイルは、提携他社のポイントへ移行する事も可能です。
提携ポイント | 移行 |
---|---|
スターバックス カードへの入金 | 10,000マイル⇒10,000円分 |
iTunesギフトコード | 10,000マイル⇒10,000円分 |
楽天Edy | 10,000マイル⇒10,000円分 |
楽天スーパーポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント |
Tポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント |
nanacoポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント |
マツモトキヨシ現金ポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント |
カエトクカード | 10,000マイル⇒10,000円相当 |
Suicaポイント | 10,000マイル⇒9,500ポイント |
μstarポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント |
はやかけんポイント | 10,000マイル⇒10,000ポイント |
ICい~カードへのご入金(チャージ) | 10,000マイル⇒10,000円相当 |
カード会員限定のANAグループでの割引等の特典
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの会員は以下の割引特典を受ける事が出来ます。
空港内店舗「ANA FESTA」10%OFF
全国の空港にある「ANA FESTA」(全日空商事空港ショップ)にて、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを呈示すると、1,000円(税込)以上の買い物(1店舗1回の精算)で10%OFFとなります。
国内線・国際線の機内販売10%OFF
ANA国内線及びANA・エアージャパン国際線での機内販売品を購入の際に、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを利用すると、10%OFFとなります。(単価1,000円未満の商品は対象外)
もちろんポイント1.5倍ですし、ANAカードマイルプラスも対象となります。
ANAマイレージモール
ANAマイレージモールは、ANAが運営するオンラインモールで、このANAマイレージモールを経由して楽天やヤフーショッピングなどのネットショッピングをすると、マイルが貯まる仕組みになっています。
ショップ名 | マイル |
---|---|
楽天市場 | 200円=1マイル |
ヤフーショッピング | 300円=1マイル |
ヤフオク | 300円=1マイル |
ポンパレモール | 300円=1マイル |
ベルメゾン | 100円=1マイル |
ディノス | 100円=1マイル |
ニッセン | 100円=1マイル |
ジャパネットタカタ | 200円=1マイル |
伊勢丹オンラインストア | 200円=1マイル |
小田急百貨店オンラインショッピング | 100円=1マイル |
大丸・松坂屋 | 200円=1マイル~ |
高島屋 | 200円=1マイル~ |
東急百貨店ネットショッピング | 100円=1マイル |
三越オンラインストア | 200円=1マイル |
アップル公式サイト | 200円=1マイル |
ドスパラ | 100円=1マイル |
ヤマダウェブコム | 300円=1マイル |
ケーズデンキオンラインショップ | 300円=1マイル |
ソニーストア | 200円=1マイル |
その他、様々なショップでマイルが貯まります。また、期間限定でさらにお得に貯まる場合が有ります。
空港ラウンジ及び旅行関連サービス
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、様々な付帯サービスが用意されています。旅行関連サービスでは、空港ラウンジサービスなど空港関連や旅行の予約などのサービスがあります。
オンライン予約サイト
オンライン旅行予約サイトで、航空券の予約や宿泊、渡航先の予約をオンラインで出来ます。
ANA SKY WEB
ANA SKY WEBは、国内線航空券、国内ツアー、国際航空券、海外ツアーなどオンラインで予約・購入が出来る便利なサイトです。ANAマイレージ会員専用ページにログインして利用する事ができ、スマホ用のANA SKY MOBILEも有ります。
尚、ANA SKY WEBで航空券や旅行商品を購入すると、ポイントが通常の1.5倍貯まります。また、ANA SKY WEBで航空券を購入すると、ANAカードマイルプラスの特典が付きます。
一休.com
アメリカン・エキスプレスのウェブサイトを経由して一休.comで予約すると、毎月先着100名に3,000円OFFのクーポンコードがプレゼントされます。他にもカード会員限定の特典付プランも有ります。
日本旅行
特選の宿が5%OFFで利用出来ます。予約の際にアメリカン・エキスプレスカード会員である事を伝えるのと、割引コードを伝える必要が有ります。
Expedia(エクスペディア)
Expediaは、世界3万都市以上、20万軒以上の国内外の人気ホテルや人気海外ツアーを、24時間365日オンライン上で手軽に予約する事ができ、カード会員優待料金で利用する事が出来ます。
アップルワールド.com
アップルワールド.comは、日本国内を含む世界10万軒のホテルで、今用意できる部屋の最安値を案内してくれます。さらにカード会員限定で通常価格から5%OFFで利用出来ます。
H.I.S. アメリカン・エキスプレス・カード会員専用ウェブサイト
アメリカン・エキスプレスのカード会員限定のクルーズツアーや添乗員付きツアー「impresso」の特別優待特典などの案内がウェブサイトにあります。他にも取扱うツアーや海外航空券なども検索でき、予約は専用のデスクに電話で出来ます。
空港ラウンジ
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、国内外の空港ラウンジを同伴者1名まで無料で利用出来ます。
地域 | 空港 |
---|---|
北海道 | 新千歳空港、函館空港 |
東北 | 青森空港、秋田空港、仙台空港 |
関東 | 成田国際空港、羽田空港 |
中部 | 新潟空港、富山空港、小松空港、中部国際空港 |
近畿 | 伊丹空港、関西国際空港、神戸空港 |
中国 | 岡山空港、広島空港、米子空港、山口宇部空港 |
四国 | 徳島空港、高松空港、松山空港 |
九州 | 福岡空港、北九州空港、長崎空港、大分空港、熊本空港、鹿児島空港 |
沖縄 | 那覇空港 |
海外 | ハワイ・ホノルル国際空港、韓国・仁川国際空港 |
一部の空港ラウンジでは、時間制限がある場合が有ります。同伴者の方は空港ラウンジによって料金が異なります。
空港ラウンジを利用の際には、アメリカン・エキスプレスのカードと当日の搭乗券又は航空券(到着後の利用の場合は半券)を提示する必要が有ります。また、ICチェックインサービス対応の空港ラウンジ又は航空券不要のサービスを利用の場合は、搭乗の便名や行き先を伝える必要が有ります。
空港ラウンジは、出発前などにゆっくりと過ごす事が出来る場所です。空港ラウンジによって無料で利用出来る時間が決まっていたり、保安検査通過後にあったりする場合もあります。
サービスとしては、ソファーが設置してあり、雑誌やドリンクサービス、アルコール類の提供、充電コンセント、PCなど様々なサービスがあります。空港によっては時期や時間帯によっては混雑している場合もあります。
手荷物無料宅配サービス
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、海外旅行の際に出発時の自宅から空港と、帰国時の空港から自宅まで、カード会員1人につきスーツケース1個を無料で配送してもらえます。
対象空港は成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港となっています。
出発時は事前に予約が必要で出発の7日前までにウェブサイト又は電話にて完了している必要が有ります。集荷は宅配業者が自宅まで集荷に来てくれます。宅配原票を受取り出発日当日に予約の空港の引き取りカウンター(JALエービーシーカウンター又は手荷物サービスカウンター)で受け取れます。
帰国の場合は、利用当日に対象空港の手荷物カウンターでカードと搭乗券を呈示の上、手荷物無料宅配サービスの利用を申し付けます。後は配送業者が自宅まで届けてくれます。
空港パーキング優待
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、空港からのアクセスが良好な場所に旅行中の車を安全に預ける事が出来るサービスが、カード会員専用の割引優待特典で利用出来るサービスがあります。
対象空港は、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港で、出発の2日前までにwebサイト又は電話にて予約が必要となります。予約の際にはアメリカン・エキスプレスのパーキング優待の利用を申し出る必要が有ります。
それぞれの空港の対象駐車場によって割引料金が異なったり、適用時期などが決まっている場合があります。
空港クロークサービス(中部国際空港・関西国際空港)
空港クロークサービスは、中部国際空港が対象のサービスで、乗り継ぎ便の待ち時間などに手荷物預かり所にて、カード会員1名につき荷物を2個まで無料で預かってもらえるサービスです。
利用は当日のみ有効で、中部国際空港は手荷物サービスカウンター(3F)又は宅配手荷物カウンター(2F)で利用出来ます。関西国際空港は、JALエービーシー出発カウンター(4F)又はJALエービーシー到着カウンター(1F)に有ります。
それぞれ利用時間が異なりますので注意が必要です。
搭乗がスムーズ「SKiPサービス」
ANA国内線を利用の場合、事前にスキップ予約(予約・購入・座席指定)を済ませておけば、空港での搭乗手続きが不要。出発当日は、搭乗手続きカウ ンターに立ち寄ることなく、出発保安検査場と搭乗口でANAアメリカン・エキスプレス・カードをタッチして進めます。
⇒ ANAのスキップサービスで国内線の搭乗が便利に ANAカードやおサイフケータイでも利用出来る
旅先でのサービス
その他にも、アメリカン・エキスプレスでは旅先でのサービスもいくつか用意されています。
タイムズ カー プラス(カーシェアリングサービス)
全国のタイムズカープラスのステーションで、車を24時間いつでも借りられるカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」をアメリカン・エキスプレスのサイト経由で申込むと、通常1,550円(税込)のタイムズカープラス会員カード発行手数料が無料になります。
海外日本語サーポート
海外の旅行先からでも日本語で気軽にレストランの予約や医療機関の紹介、緊急時の支援なども行ってもらえます。世界中のほとんどの国から24時間通話料無料又はコレクトコールにて連絡できます。
利用は、グローバルホットラインで国や地域によって番号が異なります。
海外用レンタル携帯電話
成田国際空港、関西国際空港にて、海外用レンタル携帯電話をレンタル料は半額、通話料も通常の10%割引にてレンタル出来ます。このサービスも事前に電話での予約が必要となります。
レンタカーの国内利用優待
日本国内の利用に限り、以下のレンタカー会社の基本料金から5%OFFで利用出来ます。予約の際にアメリカン・エキスプレスのカードを利用する旨を伝える必要が有ります。
- オリックスレンタカー
- トヨタレンタカー
- 日産レンタカー
- ニッポンレンタカー
- タイムズ カー レンタル
尚、車種や時期、地区によっては割引料金で利用出来ない場合があります。
ショッピングやエンタメ関連サービス
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの主なショッピング、エンタメ関連のサービスとしては、エンタメチケット、アメリカン・エキスプレス・セレクトなどが有ります。
チケット・アクセス(e+)
アメリカン・エキスプレスとe+(イープラス)との提携により、カード会員限定で様々なエンターテイメントチケットの先行販売が可能になっています。
アメリカン・エキスプレス・セレクト
アメリカン・エキスプレス・セレクトは、「ショッピング」「ダイニング」「おすすめ」「トラベルレジャー」の4つのカテゴリがあり、日本国内をはじめ、世界100ヶ国以上の地域で8,000以上の特典が用意されています。
例えばホテルの宿泊料の割引であったり、ホテルのレストランや有名料理店などの飲食代の割引などの優待が受けられます。尚、時期にやタイミングによって優待の内容が変わる場合があります。
アメリカン・エキスプレス・コネクト
アメリカン・エキスプレス・コネクトは、カード会員限定の優待特典やキャンペーン情報をまとめて見られるwebサイトで、ショッピングやダイニング、トラベル、エンタメ、ライフスタイルなどの優待特典情報が有ります。
ダイニング・トレンド
ダイニング・トレンドは、アメリカン・エキスプレスとぐるなびが共同開発したレストラン検索サイトで、5つのライフスタイル別にレストランが紹介されており、カード会員に人気のレストラン情報などを知ることが出来ます。
アメリカン・エキスプレスのスマホアプリ
アメリカン・エキスプレスでは、会員専用のスマホアプリが有ります。AndroidとiOSの両方が用意されています。iOSで指紋認証機能がある場合は、Touch IDによるログインが出来て便利です。
アメリカン・エキスプレスのスマホアプリでは、主にカードの利用状況の確認や支払の最新状況の確認、ポイントフリーダムでポイントをカード利用後の支払代金に充当する手続きも出来ます。
この他にも、アメリカン・エキスプレス・サービス・アプリでは、お勧めの情報などがタイムリーに配信されます。また、カード紛失時等の連絡先なども確認する事が出来ます。
アメリカン・エキスプレスのその他のサービス等
JR東海プラスEXサービス
JR東海プラスEXサービスは、JR東海の東海道新幹線(東京~新大阪間)のネット予約とIC乗車サービス「プラスEX」を利用出来るものです。こちらは年会費500円+税が別途必要になります。
料金はクレジットカード利用代金と一緒に合わせての支払となり、携帯やスマホ、パソコンなどから簡単に予約が出来ます。シートマップで空席を確認しながら希望の座席をリクエストでとても便利です。もちろん予約の変更も手数料なしで出来ます。
利用には、別途専用のICカードが発行され、それを新幹線の改札にかざして乗車出来ます。尚、利用料金はカードで自動決済され、利用毎にメンバーシップ・リワードのポイントが貯まります。
※JR東海プラスEXは、JR東海とJR西日本が提供する新幹線の会員制ネット予約「エクスプレス予約」とは別のサービスです。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメリットとデメリットについてです。どのカードもメリットやデメリットはあり、それぞれの利用環境などで異なってきます。
メリット
まずはANAアメリカン・エキスプレス・カードのメリットから見ていきたいと思います。
ANA関連でお得にポイントが貯まる
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、通常利用では100円で1Pですが、ANAグループの利用で1.5倍ポイントが貯まり、通常よりお得です。
ANAマイルがお得に貯まる
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、入会・継続ボーナス、搭乗ボーナスなど各種ボーナスマイルや、ANAカードマイルプラス加盟店、ANAグルメマイル参加店などでポイントに加えマイルも貯まります。
マイル移行コースへ登録するとポイント無期限
マイル移行コースへ登録すると、ポイント有効期限の最長3年が無期限になり、じっくりポイントを貯めてマイルへ移行出来ます。
家族で貯めたマイルを合算
ANAカードファミリーマイルへ参加登録(無料)すると、家族カード等で獲得したマイルを基本カード会員(本会員)のマイルと合算する事が出来ます。
スキップサービスで国内線の搭乗がスムーズに
ANA国内線を利用の場合、事前にスキップ予約(予約・購入・座席指定)を済ませておけば、空港での搭乗手続きが不要で、直接出発保安検査場と搭乗口でANAアメリカン・エキスプレス・カードをタッチして進めるので便利。
デメリット
どのクレジットカードでも完璧なものは無く、一長一短であったり利用する人によってはデメリットである事も有ります。
マイルへの移行は有料登録が必要
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、ANAマイル移行するには、マイル移行コースへの登録が必要で、年間6,000円+税(自動更新)の費用が必要になります。
従ってカードの年会費とこのマイル移行コースへの参加費が年間で発生します。あまりANAの利用が無い方にはデメリットでしか有りませんので、ANAの利用が多い方しか向いていません。
VISAと比較すると決済出来る場所は劣る
日本国内ではJCBと提携しており、JCBが使えればアメックスも使える場合が多いですが、世界的に見るとやはりVISAと比較すると決済出来る場所は劣ります。
とは言え、予備でVISAブランドのクレジットカードを一緒に持って行けば問題ないと思います。
▲ ANA VISAカードのラインナップやクラスによる違いなど
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの審査
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、20歳以上で定職のある方であれば申込みをする事が可能です。普通に仕事をされている方なら審査に通る可能性は十分有ります。但し、パートやアルバイトの方は不可となっています。
クレジットカードやローンなどの利用実績があり、信用情報にネガティブな情報が無いと、より通りやすいです。少しでも遅延などの情報があると、審査に通る事は難しいです。
安定した収入がある事が求められますが、それ以上に信用情報は重要視されます。とにかく利用があり支払をきちっとしている方が審査に通りやすいです。
まとめ
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、旅行が多い方、ANAの利用が多い方にお勧めのクレジットカードです。他社の航空機の利用が多い方の場合でアメックスブランドを希望される場合は、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの方がお勧めです。
さらに上級でお得なアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードもありますが、年会費は高いのでそれなりの収入が無いと維持する事が難しくなります。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAと提携して発行しているクレジットカードですので、ANAグループ関連での利用でお得にポイントが貯まる仕組みになっています。
マイル移行コースは参加費が発生しますが、参加することで、ANAアメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントの有効期限が無期限となりますので、じっくりとANAマイルを貯める事が出来ます。
海外での利用では、VISAブランドのクレジットカードと併せ持った方が良いと思います。万が一アメックスブランドが利用出来なくてもVISAブランドが利用出来る場所は多いです。
▲ ANAカードの比較
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの詳細スペック
基本カード情報
入会資格 | 20歳以上で定職のある方(パート・アルバイト不可) | |
---|---|---|
発行期間 | 最短1~2週間から (審査等による) |
|
国際ブランド | AMERICAN EXPRESS | |
年会費 (本会員) |
初年度 | 7,000円+税 |
翌年以降 | 7,000円+税 | |
年会費 (家族会員) |
初年度 | 2,500円+税/人 |
翌年以降 | 2,500円+税/人 | |
ETCカード | 発行手数料 | 850円+税 |
初年度年会費 | 無料 | |
翌年以降年会費 | 無料 | |
電子マネー | – | |
追加カード等 | ETC、家族カード |
ポイントプログラム
ポイントプログラム名 | メンバーシップ・リワード (ANAアメリカン・エキスプレス・カード) |
---|---|
ポイント有効期限 | 最長3年 ※マイル移行コース登録(有料)で無期限 |
ポイント還元率 | 0.5~1.5% |
マイレージ
交換可能なマイル | ANA |
---|---|
移行レート | 1P=1マイル |
移行単位 | 1,000P |
移行手数料 | ANAマイルへの移行は、マイル移行コースへの参加登録が必要 年6,000円+税/自動更新 |
付帯保険
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
---|---|---|
傷害治療 | 100万円 | |
疾病治療 | 100万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | |
携行品損害 | 年間最高100万円/1旅行30万円限度 (自己負担金:3,000円/1事故) |
|
救援者費用 | 200万円 | |
付帯条件 | 利用付帯 | |
海外旅行傷害保険 (家族特約) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
傷害治療 | 100万円 | |
疾病治療 | 100万円 | |
賠償責任 | 3,000万円(1事故限度) | |
携行品損害 | 年間最高100万円/1旅行30万円限度 (自己負担金:3,000円/1事故) |
|
救援者費用 | 200万円 | |
付帯条件 | 利用付帯 | |
国内旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
入院保険金日額 | – | |
通院保険金日額 | – | |
手術保険金 | – | |
付帯条件 | 利用付帯 | |
国内旅行傷害保険 (家族特約) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
入院保険金日額 | – | |
通院保険金日額 | – | |
手術保険金 | – | |
付帯条件 | 利用付帯 | |
ショッピング保険 | 年間200万円限度 *自己負担金:10,000円/1事故 |
|
紛失・盗難補償 | 有り |
※家族特約は家族会員では有りません。本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族又は別居の未婚の子が対象です。
空港ラウンジ等
空港ラウンジ | 国内主要空港+ハワイ・ホノルル国際空港、韓国・仁川国際空港 |
---|
発行会社
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド |
---|---|
本社(本店) | 東京都杉並区荻窪四丁目30番16号 (日本支社) |
設立 | 1954年5月27日 |
※申込前に詳細情報を必ず公式サイトでご確認下さい。
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