アメリカンエキスプレスのAMEX QUICPay(アメックスクイックペイ)はおサイフケータイで利用出来る便利な電子マネー
2017/04/13
クレジットカードには、追加で電子マネーを付ける事が出来るものがあります。アメリカンエキスプレスでも、後払い方式(ポストペイ型)の電子マネーQUICPay(クイックペイ)があり、AMEX QUICPayとして提供されています。
この後払い式の電子マネーAMEX QUICPayは携帯電話やスマートフォンを利用して支払いが出来るタイプの電子マネーです。ここではアメリカンエキスプレスのAMEX QUICPayについて詳しく紹介したいと思います。
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AMEX QUICPayについて
クイックペイ(QUICPay)は、JCBとイオンクレジットサービスが開発したポストペイ型の電子マネーで、AMEX QUICPayの場合は、携帯電話やスマートフォンといったモバイルタイプのQUICPayとなっており、おサイフケータイに対応した機種で利用出来ます。
AMEX QUICPayの特徴
- 年会費や発行手数料は不要
- メンバーシップ・リワードのポイントが貯まる
- 紛失・盗難時の補償がある
年会費や発行手数料は不要
AMEX QUICPayの年会費や発行手数料は無料となっています。
メンバーシップ・リワードのポイントが貯まる
AMEX QUICPayは、アメリカンエキスプレスカードの利用代金と一緒に利用代金の請求がありますので、ポイント付与の対象となり、AMEX QUICPayの利用で100円で1Pのメンバーシップ・リワードのポイントが付与されます。
(一部ポイント加算対象外又は100円で1P加算されない加盟店が有ります)
紛失・盗難時の補償がある
アメリカンエキスプレスカードと同様に、紛失・盗難時の補償も有ります。万が一AMEX QUICPay搭載の携帯電話やスマホを紛失・盗難に遭った場合には、メンバーシップ・サービス・センターまで速やかに連絡をする必要が有ります。
補償は、アメリカンエキスプレスへ届出た日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正使用された金額をアメリカンエキスプレスが負担してくれます。
必ず携帯電話会社への連絡も行い、通話停止等の手続きも必要です。また、連絡が遅れた場合や過失が有る場合などは補償の対象外となりますので注意が必要です。
AMEX QUICPayの有効期間
AMEX QUICPayには、JCBのQUICPayや他社のQUICPay同様に有効期間が有ります。ID・パスワードの発行月より原則として7年間が有効期間となっています。
AMEX QUICPayの利用方法
AMEX QUICPayの利用方法はとても簡単です。クイックペイの使えるお店で支払いの際にクイックペイで支払う事を店員に伝えます。そして、クイックペイの読取機にAMEX QUICPayの携帯端末又はスマホをかざすだけです。
利用したAMEX QUICPayの支払いはアメリカンエキスプレスカードの請求と合算されますので、メンバーシップ・リワードのポイントが貯まりますので、クレジットカードをコンビニでわざわざ出すのに抵抗がある方の利用なんかにも向いています。
AMEX QUICPayの利用する上での注意点など
AMEX QUICPayを利用する上でいくつかの注意点などがあります。
クイックペイの利用限度額について
AMEX QUICPayは、後払い式の電子マネーです。従って、AMEX QUICPayと結びついているアメリカンエキスプレスカードの利用限度額がAMEX QUICPayの限度額となります。
但し、1回あたりの支払いの限度額があり、2万円となっています。いくらクレジットカードの限度額があったとしても、1回の支払いの額は制限されています。
暗証番号は無い?
クイックペイは、同じような後払い式電子マネーの三井住友カードなどのiDのように暗証番号というものが有りません。従って、店頭で暗証番号入力を求められる事は有りません。その代わり1回2万円までしか支払い出来ないようになっています。
分割払いなどは出来ない
クレジットカードと合算され請求されますが、AMEX QUICPayの支払い方法は選択出来ません。1回払いのみの支払いとなります。
AMEX QUICPay(クイックペイ)が使えるお店
AMEX QUICPay(クイックペイ)以下のようなお店で利用する事が出来ます。支払いが出来る場所にはクイックペイのロゴマークが有ります。
コンビニエンスストア
利用出来る主なコンビニ |
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セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ローソンストア100、サークルKサンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラ、他 |
ショッピング・複合施設
利用出来る主なスーパーなど |
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イトーヨーカドー、イオングループ、マックスバリュ、ドン・キホーテ、アリオ、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、阪急メンズ大阪・東京、エディオン、阪急三番外、マルナカ、SUNDAY、中部国際空港セントレア、阪急西宮ガーデンズ、ライトオン、コナカ、古本市場、ヨドバシカメラ、HMV、八重洲ブックセンター、他 |
スーパーなど
利用出来る主なスーパーなど |
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アピタ、オーケー、阪急オアシス、平和堂、中央スーパー、ホームストア、ベストプライス、他 |
グルメ
利用出来る主な飲食店など |
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かっぱ寿司、CoCo壱番屋、コメダ珈琲店、甘味喫茶おかげ庵、海都、魚米、すき家、ロイヤルホスト、他 |
ドラッグストア
利用出来る主なスーパーなど |
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くすりのレディ、富士薬品ドラッグストアグループ、ツルハドラッグ、ドラッグストアウェルネス、大賀薬局、ドラッグユタカ、他 |
ガソリンスタンド
利用出来る主なスーパーなど |
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エネオス、昭和シェル、エクスプレス、他 |
レジャー・アミューズメント
利用出来る主なスーパーなど |
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快活クラブ、福岡ヤフオクドーム、東京ドーム巨人戦、アドベンチャーワールド、コロナワールド、東京タワー、ジャンカラ、スーパージャンカラ、キッザニア東京・甲子園、USJ、富士急ハイランド、他 |
タクシー
利用出来る主なスーパーなど |
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東京無線、さくらタクシー、日本交通、国際自動車、朝日交通、明和グループ、名古屋近鉄タクシー、日の丸自動車、他 |
その他
利用出来る主なスーパーなど |
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広島シティカード、岡山市表町商店街、ダイヤクリーニング、ペットワールドアミーゴ、ホームセンタータイム、アパホテル、他 |
AMEX QUICPayの申込の流れ
AMEX QUICPayの申込方法は、電話のみでの申し込みとなっています。他社のようにインターネットを利用した申込み方法などは用意されていません。
- メンバーシップサービスセンターへ電話をして申込の旨を伝える
- AMEX QUICPayの申込書が郵送されてくる
- 必要事項を記入して返信用封筒にて返送
- アメリカンエキスプレスよりQUICPayモバイル用ID・パスワードが送られてくる
- AMEX QUICPayの登録手続きをする
この様な流れになります。郵送での申込となりますので、申込書が到着するのとさらに返送してIDとパスワードが送られてくるのを待たなければなりませんので、早くても3~4週間程度はかかるとみておいた方が良いでしょう。
AMEX QUICPayの登録方法について
AMEX QUICPayの登録方法は、携帯電話とスマホによって異なります。
携帯電話でのAMEX QUICPayの登録方法
AMEX QUICPayの携帯電話での登録方法はAMEX QUICPayページからURLにアクセスして行えます。
- 「スマートフォン以外の携帯電話をご利用の方」をクリック
- QRコードを読取りURLへアクセス
- クイックペイの概要を読み同意の上、クイックペイ設定アプリをダウンロード
- クイックペイアプリを起動
クイックペイアプリを起動すると、携帯電話によって2種類の何れかの画面が表示されます。
いずれの場合も指示に従って手続きをします。いずれの場合も、アメリカンエキスプレスから郵送されてきたQUICPayモバイル用ID(13桁)とパスワード(6桁)を入力して登録をします。登録が完了すれば利用を開始出来ます。
スマホでのAMEX QUICPayの登録方法
スマホの場合も同様にAMEX QUICPayページからURLにアクセスして行えます。
- QRコードを読取り、QUICPay利用開始を選択
- QUICPayモバイル用パスワードをお持ちの方はこちらを選択
- 郵送されてきたQUICPayモバイル用ID(13桁)とパスワード(6桁)を入力し確認を選択
- 登録を選択し本登録が完了しますので次へを選択しトップ画面へ移動し利用出来るようになります。
AMEX QUICPayの機種変更時の手続きについて
AMEX QUICPayを利用している携帯端末を機種変更(故障による機種変更時も同様)する場合には、AMEX QUICPayの情報を新しい端末へ移行させる必要が有ります。この手続きは機種変更前から行う必要があり、機種変更後には出来ません。
流れとしては、機種変更前のAMEX QUICPayの情報を一旦サーバへ預け、機種変更後にそれを引出して新しい端末へ登録する形になります。
AMEX QUICPayの情報を預け入れ(機種変更前)
機種変更前に必ずこの預け入れをする必要が有ります。
携帯電話の場合の預け入れ
- QUICPay設定アプリを起動し、機種変更(お預け)を選択
- 受取パスワード(6~8桁)を設定(入力)し次へを選択
- 設定したパスワードが表示されるので必ず控え、お預け処理開始を選択
- お預け処理が完了すると受取ID(10桁)と設定した受取パスワードが表示されるのでそれぞれ控えておく
スマホの場合の預け入れ
- AMEX QUICPayモバイルサイトから機種変更(お預け)を選択
- 受取パスワード(6~8桁)を設定(入力)し次へを選択
- 設定したパスワードが表示されるので必ず控え、お預け処理開始を選択
- お預け処理が完了すると受取ID(10桁)と設定した受取パスワードが表示されるのでそれぞれ控えておく
AMEX QUICPayの情報を受取り(機種変更前)
AMEX QUICPayの情報の受取は、機種変更前に預け入れをした情報を新しい端末で受け取り設定する事で新しい端末でAMEX QUICPayを利用出来るようにする作業です。
携帯電話の場合の受取り
- QUICPay設定アプリを起動し、機種変更(受取り)を選択
- 受取ID(10桁)と設定したパスワード(6~8桁)を入力し受取り開始を選択
その後、携帯端末によって2種類の画面の何れかが表示されますが、いずれの場合も手順に沿って手続きをする事で利用の開始が出来ます。
スマホの場合の受取り
- AMEX QUICPayモバイルサイトにアクセスし、QUICPay利用開始を選択
- 機種変更をされた方はこちら(受取り)を選択
- 受取ID(10桁)と設定したパスワード(6~8桁)を入力して受取開始を選択
- 機種変更が完了したと表示されれば次へを選択して完了
AMEX QUICPayを退会・解約したい場合
携帯端末を解約又は譲渡したり、AMEX QUICPayを退会したい場合には、まずAMEX QUICPay搭載の携帯端末から情報を削除する必要が有ります。それから、アメリカンエキスプレスのメンバーシップ・サービス・センターへ連絡をしてAMEX QUICPayを退会する連絡が必要となります。
AMEX QUICPayの情報の削除方法について
AMEX QUICPay搭載の端末に情報が残っていると、不正使用等の被害に遭う可能性があります。必ず利用していた携帯端末から情報を削除して、アメリカンエキスプレスへAMEX QUICPayの退会の連絡をしなければなりません。
携帯電話の場合の削除方法
- QUICPay設定アプリを起動し、登録済QUICPayの削除を選択
- QUICPayの削除を読み、OKを選択
- QUICPay情報の削除が完了したと表示されればアプリを終了します
- 後は携帯電話のアプリソフト一覧から「AMEX QUICPay」及び「QUICPay設定アプリ」を削除します。
- メンバーシップ・サービス・センターへ連絡をしてAMEX QUICPayの退会の旨を伝える
スマホの場合の削除方法
- AMEX QUICPayモバイルサイトへアクセスし、各種お手続きを選択
- 会員情報の変更・削除を選択
- 注意事項を確認して削除するを選択
- 最終確認で「はい」を選択
- メンバーシップ・サービス・センターへ連絡をしてAMEX QUICPayの退会の旨を伝える
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