ANA VISAカードではポイントUPモールかANAマイレージモールのどちらを利用する方がお得にマイルが貯まる?
2017/04/13
ANA VISAカード(MasterCard)は、ANAと三井住友カードが提携して発行しているクレジットカードです。そしてそれぞれの会社には、ポイントやマイルがお得に貯まるオンラインモールが有ります。
三井住友カードには「ポイントUPモール」があり、ANAには「ANAマイレージモール」が有ります。
ANAマイルを貯めている方にとっては、ポイントUPモールでショッピングをしてポイントを貯めてマイルへ移行するのか、ANAマイレージモールでショッピングをしてマイルを貯めるのかどちらがお得なのか気になる所です。
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ポイントUPモールとANAマイレージモールでのマイル積算比較
まずはじめに、ポイントUPモールとANAマイレージモールのそれぞれで1万円のショッピングをした場合の単純なポイント付与やマイル積算、そしてどれくらいのマイルが貯まるのか簡単な比較です。
楽天市場
楽天市場で10,000円の買物をした場合。
モール名 | 付与率 | 積算マイル |
---|---|---|
ポイントUPモール (2倍) |
ポイント:1,000円=1P Rポイント:100円=1P |
通常P=10P プレミアムP=10P Rポイント=100P(マイル移行) 通常P=100マイル プレミアムP=30マイル Rポイント=50マイル合計:180マイル |
ANAマイレージモール (200円で=1マイル) |
マイル:200円=1マイル Rポイント:100円=1P |
マイル=50マイル 通常P=10P Rポイント=100P(マイル移行) 通常P=100マイル Rポイント=50マイル合計:200マイル |
ポイントUPモールの場合
楽天市場はポイント2倍で、10,000円の利用で20P貯まります。しかし、通常P=10P、プレミアムP=10Pという付与になります。これらをマイルへ移行させると、通常Pの10Pは10マイルコースで1P=10マイルで移行させられ、プレミアムPは、1P=3マイルとなります。
通常P⇒100マイル(10マイルコース)
プレミアムP⇒30マイル
さらに、楽天スーパーポイントは、2P=1マイルですので、
Rポイント⇒50マイルとなります。
これらを合計すると、180マイル貯まる事になります。
ANAマイレージモールの場合
一方ANAマイレージモールを利用した場合、通常楽天市場は200円で1マイルが直接積算されます。また、クレジット決済で三井住友カードのポイントが1,000円で1P、楽天スーパーポイントが100円で1P付与されます。
マイルへの移行は、三井住友カードのポイントが、10マイルコースなら1P=10マイル、Rポイントが2P=1マイルのレートで、
通常P⇒100マイル
Rポイント⇒50マイルとなります。
直接貯まった50マイルと合計すると、200マイル貯まる事になります。
DeNAショッピング
DeNAショッピングで10,000円の買物をした場合。
モール名 | 付与率 | 積算マイル |
---|---|---|
ポイントUPモール (2倍) |
ポイント:1,000円=1P | 通常P=10P プレミアムP=10P(マイル移行) 通常P=100マイル プレミアムP=30マイル合計:130マイル |
ANAマイレージモール (100円で=1マイル) |
マイル:100円=1マイル | マイル=100マイル 通常P=10P(マイル移行) 通常P=100マイル合計:200マイル |
ポイントUPモールの場合
DeNAショッピングでの利用は通常ポイント2倍ですので、通常Pが10P、プレミアムPが10Pとなります。これらをマイルへ移行させると、
通常P=100マイル(10マイルコース)
ボーナスP=30マイル
合計で130マイルが貯まります。
ANAマイレージモールの場合
一方ANAマイレージモールの場合、DeNAショッピングでの利用は100円で1マイル貯まります。三井住友カードのクレジット決済でのポイントが1,000円で1Pですので、
ANAマイル=100マイル
通常P=100マイル(10マイルコース)
合計で200マイルが貯まります。
三越オンラインストアの場合
三越オンラインストアで10,000円の買物をした場合。
モール名 | 付与率 | 積算マイル |
---|---|---|
ポイントUPモール (3倍) |
ポイント:1,000円=1P | 通常P=10P プレミアムP=20P(マイル移行) 通常P=100マイル プレミアムP=60マイル合計:160マイル |
ANAマイレージモール (200円で=1マイル) |
マイル:200円=1マイル | マイル=50マイル 通常P=10P(マイル移行) 通常P=100マイル合計:150マイル |
ポイントUPモールの場合
三越オンラインストアでの利用は通常ポイント3倍ですので、通常Pが10P、プレミアムPが20Pとなります。これらをマイルへ移行させると、
通常P=100マイル(10マイルコース)
ボーナスP=60マイル
合計で160マイルが貯まります。
ANAマイレージモールの場合
一方ANAマイレージモールの場合、三越オンラインストアでの利用は200円で1マイル貯まります。三井住友カードのクレジット決済でのポイントが1,000円で1Pですので、
ANAマイル=50マイル
通常P=100マイル(10マイルコース)
合計で150マイルが貯まります。
ワールドプレゼントのポイント移行での注意点
ポイントUPモールやANAマイレージモールでの買物で、ANA VISAカード(MasterCardブランド含む)を利用する場合に貯まる三井住友カードのポイントに関していくつかの注意点が有ります。
通常ポイントとプレミアムポイント
ポイントUPモールでANA VISAカードで買物をした場合、倍率に応じてより多くのポイントが貯まります。ショップによって2倍、5倍といった感じで倍率が設定されています。
通常ポイント付与は1,000円=1Pですが、2倍のショップで決済すると、1,000円で2P付与されます。但し、設定された倍率で付与されるポイントは、通常のポイントでは無く、プレミアムポイントとなります。要は、1Pは通常P、1PはプレミアムPとして付与されます。
先程の項でも紹介した10,000円の買物の場合でポイント2倍のお店なら、通常P=10P、プレミアムP=10Pとして付与されます。
ポイントをマイルへ移行する場合、移行レートが通常PとプレミアムPでは異なります。
ポイント | 移行レート |
---|---|
通常ポイント (自動移行 or 応募移行) |
1P=10マイル(10マイルコース) 1P=5マイル(5マイルコース) |
プレミアムポイント (応募移行) |
1P=3マイル |
この様に、ポイントUPモールで通常よりも多く付与されたポイント(プレミアムポイント)は、1P=3マイルでしか移行させる事が出来ません。
マイル移行手数料
ANA VISAカードで貯めた通常ポイントをマイルをお得に移行させるには、10マイルコースがあります。この10マイルコースは一般カードの場合は移行手数料が年度毎に発生します。
対象カードとしては、ANA VISA/Master 一般カード、ANA VISA Suicaカード、ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードなどとなります。ゴールドカードクラスになると移行手数料は無料となります。(ANA VISA ワイドゴールドカードやANA VISAプラチナ プレミアムカードは移行手数料無料)
ANAマイルへの移行には、年度毎に6,000円+税が必要で年会費とは別に発生します。ANA一般カードの場合はこの手数料の事も注意する必要が有ります。
移行手数料が無料の5マイルコースも有りますが、マイル移行レートは半分となってしまいます。
キャンペーン期間中は倍率や積算率が変わる
ポイントUPモールとANAマイレージモールでは、ポイントやマイルの倍率又は積算率が通常よりもさらに多くなるキャンペーンが実施される事が有ります。その期間中に対象のショップで買物をすると、普段よりさらに多いポイントやマイルが貯まります。
キャンペーン対象のショップは、ポイントUPモールの場合、ポイントUP中といった表示が出ています。また、ANAマイレージモールの場合は、マイルUP期間といった表示があり、いずれの場合も通常よりもさらに多く付与される事が分かるように表示されています。
このキャンペーン期間に買物をすると、より多くのポイントやマイルを貯める事が出来ます。
まとめ
ポイントUPモールかANAマイレージモールのどちらを利用するのがお得にマイルが貯まるかは、それぞれのモールのショップによって異なります。
どちらを経由して購入するかは、それぞれのモールのショップの倍率などをチェックして選ぶのが良いでしょう。また、時期によっては倍率がさらに高くなっている場合も有ります。
それにより、普段ではANAマイレージモールの方がお得にマイルが貯まるが、キャンペーン期間中の付与率アップでポイントUPモールの方がマイルがお得に貯まるという風になる事も有ります。(逆の場合も含めて)
いずれにしても、簡単に計算してみてお得な方のモールで購入をすると良いでしょう。
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