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ETC割引制度 利用時間や休日などETC料金がよりお得になる割引があります

     2017/04/12

ETC割引制度

ETCを利用していると、時間帯や曜日によってETC利用で割引が実施されています。ここでは、ETC割引について紹介したいと思います。

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主なETC割引は3つ有ります。当然ですが、ETCの利用での割引きですので、ETCゲートを通過する事で割引となります。現金払い等では割引は適用されません。

平日朝夕割引(地方部)

平日朝夕割引は、その名の通り平日の朝と夕方にETCを利用した通行で割引が適用されるものです。尚、この割引は厳密にはETCマイレージサービスに登録している方のみ対象です。

平日朝夕割引の対象時間や割引(還元率)

平日朝夕割引は、以下の平日(月~金)の朝・夕の時間帯で適用されます。

朝 ⇒ 6:00~9:00
夕 ⇒ 17:00~20:00

対象は全ての車種で、月間利用回数によって割引(還元率)が決まります。対象となるのは5回以上の利用です。

月間利用回数(1日~末日) 割引(還元率)
5~9回 通行料金のうち最大100km相当分を約30%分還元
10回以上 通行料金のうち最大100km相当分を約50%分還元

月間利用回数が5回に達しなかった場合には、還元は適用されません。

対象道路や車種について

対象は全ての車種が対象となります。また、対象道路は、NEXCO東日本・中日本・西日本の3社が管理する地方部の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路が対象となります。

NEXCOでは、地方部の高速道路という事で、東京近郊や大阪近郊の区間は割引の対象外となります。

平日朝夕割引の注意点

平日朝夕割引は、ETCマイレージサービスへ事前に登録しておく必要が有ります。登録しないまま通行しても対象外となります。還元はETCマイレージサービスの還元額となります

 

深夜割引

深夜割引

深夜割引は、毎日0:00~4:00の間にETCの利用で通行すれば30%の割引が適用されるものです。

対象時間など

深夜割引の対象となる時間は、毎日0:00~04:00の間です。この間に対象道路を通行していれば割引の対象となります。

例えば、22:00にETCを利用して高速道路に入って、03:00に高速道路を降りた場合は割引の対象です。また、02:00に入って07:00に降りても割引の対象となります。

この様に、0:00~04:00の間に対象高速道路をETCを利用して通行していれば割引の対象となります。

対象道路や車種

深夜割引は、全ての車種が対象となっています。また、対象道路はNEXCO3社が管理する全国の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路となります。(京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は割引の対象外)

 

休日割引(地方部)

休日割引(地方部)

休日割引は、土・日などの休日利用で、30%割引となります。

対象となる休日

休日割引の対象となるのは土・日・祝日となります。また、毎年1/2と1/3日も休日割引の対象となります。

対象道路や車種など

対象車種は、普通車・軽自動車及び二輪車限定となっています。

対象道路は、NEXCO3社が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び宮城県道路公社の仙台松島道路となっています。

アクアライン割引

アクアライン割引

アクアライン割引は、東京湾アクアライン(浮島ICから木更津金田ICまで)でのETC利用で割引が適用されるものです。車種によって料金が決まっています。

アクアライン割引料金

車種 通常料金 ETC車割引料金
軽自動車 2,470円 640円
普通車 3,090 800円
中型車 3,700 960円
大型車 5,090 1,320円
特大車 8,490 2,200円

※料金は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認下さい。

注意点としては、ETC時間帯割引(休日割引・深夜割引など)や障害者割引とは重複して適用はされません。この場合、割引額が最も大きくなるものが優先して適用されます。

アクアライン割引では、ETCマイレージサービスや大口・多頻度割引と組み合わせる事は可能です。ETCマイレージサービスでは、ETC割引料金に対してポイントが付与されます。

その他の割引

その他、何らかの形で割引が実施されれる場合があります。

例えば、2016年3月31日までは、「圏央道特別割引」や「圏央道連続利用割引」などが実施されていました。

ETC2.0割引

ETC2.0割引

ETC2.0(DSRC)は、従来のETCがさらに進化したもので、2016年4月から順次本格導入が開始されています。

ETC2.0について

ETC2.0(DSRC)は、従来のETCの機能の他に、渋滞情報や運転支援、災害時支援情報などのサービスが提供されるものです。導入されたばかりですので、まだ広く普及はしていませんが、今後順次導入されていきます。

ETC2.0では、道路側にITSスポットと呼ばれるアンテナがあり、車にはETC2.0対応車載器とETC2.0対応カーナビ又はスマートフォンで高速・大容量の双方向通信を行います。

例えば、首都圏では、地震発生時に緊急メッセージや渋滞を避け適切なルートを選択してくれる渋滞回避支援などがあります。

ETC2.0割引について

割引適用は、新湘南バイパス(茅ヶ崎JCT~藤沢)、圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名南JCT、海老名~木更津JCT)となっています。

割引条件としては、ETCが整備されている入口ICをETC2.0車載器を搭載してETC無線通信により走行し、上記対象区間を通過した場合に割引が適用されます。

割引は、高速自動車国道の地方部区間の料金水準(普通車の場合は、24.6円/km)に割引となります。

ETC割引の注意点など

ETC割引は、時期や状況等によって内容が変更される場合があります。また、ETC2.0は2016年4月から導入されていますので、今後特別割引や新たな割引制度が導入される可能性も有ります。

最新の情報はNEXCO等のサイトで必ずご確認下さい。

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