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国民健康保険を滞納するとクレジットカードの審査に影響する?

     2017/04/12

国民健康保険を滞納するとクレジットカードの審査に影響する?

個人事業主の方や自営業の方、その他にも無職の方など国民健康保険の保険料を滞納しているという方などで、クレジットカードの審査に影響しないか心配されている方もおられると思います。

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国民健康保険の滞納は審査に影響を及ぼす?

結論的には、基本的に国民健康保険の滞納がある又はあった場合に審査には特に影響は有りません。

信用情報に国民健康保険の延滞情報は登録されない

信用情報機関は、クレジット会社との共同出資によって設立され、主に割賦販売や消費者ローンなど、クレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。

その役割としては、支払能力に応じた契約の実現や、貸しすぎなど返済能力を超えた借入が無いよう多重債務や自己破産の未然防止などの役割があります。

従って、国民健康法等を根拠とする医療保険である国民健康保険の保険料を滞納したからといって信用情報に滞納の情報が登録される事も有りませんし、そもそも市町村や職域国保が信用情報機関に加盟もしていません。

子供が国民健康保険で滞納していた場合

自分は働いていて社会保険で、子供が仕事を辞めて国民健康保険になって自分で支払をさせているが、滞納していた場合。世帯が一緒だと当然加入者の保険料は世帯主に支払の義務があります。

どう言う取り決めをしていたのかは分かりませんが、世帯を別けるなどしないとそのまま世帯主に来ます。世帯主宛に届いているはずです。とは言え、この場合も国民健康保険と信用情報は全く関係有りませんので、信用情報に世帯主の方の滞納情報が登録されるなんて事は有りません。

国民健康保険をクレジットカード払いにしている場合の延滞

前述の通り、国民健康保険の滞納に関してはクレジットカードの審査に直接影響は有りません。但し、注意したい点として、国民健康保険を一部自治体ではクレジットカード払いを可能としています。

この場合、クレジットカードで支払い、利用料は他のショッピング等の利用と合わせて合算してクレジットカード会社から請求があり、支払日に銀行口座から引落しされます。

この場合において、銀行口座に預金が無く引落し出来なかった場合は、国民健康保険の滞納とクレジットカードの料金の支払滞納となり信用情報に登録されます。

しかし、これは国民健康保険の滞納が原因ではなく単にクレジットカードで支払にしていて、そのクレジットカード利用料を支払わなかった事が原因で信用情報に支払の遅延情報が登録されてしまうという話です。

ですので、この場合は国民健康保険ではなく、クレジットカードの支払の遅れで信用情報に支払状況が遅延と登録され、続くと審査に影響するというものです。

まとめ

この様に、国民健康保険の滞納は信用情報機関に遅延が登録される事も有りませんので、直接クレジットカードの審査には影響を及ぼす事は有りません。

国民健康保険をクレジットカード払いにしている場合に、クレジットカードの支払の遅れがあり、結果国民健康保険を滞納となったとしても、それはクレジットカードの支払いの遅れが原因であって、審査ではそちらが影響します。

国民健康保険の滞納はクレジットカードの審査以外の影響が大きい

そもそもですが、国民健康保険の延滞はクレジットカードの審査よりも、それ以外に影響が大きいと思います。これも各自治体によって対応は異なりますが、通常の保険証から短期被保険者証に変わります。

さらに滞納を続けると、今度は資格証明書に変わります。こうなってくると、医療機関で医療費の負担は全額負担となってしまいます。

また、法的には国民健康保険の保険料の督促が送られてきた場合、記された指定期日までに納めないと財産の差し押さえが可能となります。これまた自治体によって対応は異なります。

まあそれ以前に減免申請等の対応はされていると思いますが・・・

 -クレジットカード 審査

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