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学生でもクレジットカードの審査は大丈夫?審査落ちしないか心配な方の為のポイントなど

     2017/04/12

学生のクレジットカードの審査

クレジットカードでの決済は非常に増えてきており、学生の方でもクレジットカードが必要という方や、欲しいという方は多いと思います。インターネットショッピングやオンラインコンテンツの支払などクレジットカードの利用シーンは多いと言えます。

最近では周りの友達を見てみてもクレジットカードを持っているという学生の方は多いと思います。ただ、クレジットカードには審査があるので心配という方も多いと思いますので、学生の方の審査のポイントなども紹介したいと思います。

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学生のクレジットカードの申込の際の注意点

クレジットカード会社は学生はそれほど自由に使えるお金を持っていないと思っているから審査では不利なのでは?と思う学生さんもいるかも知れませんが、そういう訳では有りません。

むしろ、より多くの学生さんに入会してもらいたいと思っています。早いうちから将来に繋がる顧客を獲得しておきたいといった感じです。そして、より長く使ってもらいたいと思っています。

申込みの際は入会資格に注意

とは言っても、どのクレジットカード会社も学生さんを歓迎かというとそういう訳では有りません。やはり中にはある程度社会人としてのキャリアとクレジットカードの利用実績を積み重ねた人しか入会出来ないというクレジットカードも有ります。そういったカードに申込んでも審査には通りません。

申込みの際には、必ず入会資格を確認しましょう。入会資格とは、そのクレジットカードの会員となれる人の条件です。それを満たしていないと、いくらお金を持っていようが審査には通りません。

例えば、18歳以上の方(高校生不可)という場合には高校生以外の18歳以上の学生さんなら申込みが可能となっています。クレジットカードによっては、学生不可というものも有ります。そういった場合には申込みしても審査には通りません。

また、入会資格が良く分からない場合などは、申込み画面で職業欄で学生の選択肢が有るか無いかでも判断は可能です。「学生」の選択肢が有れば学生さんでも入会出来る可能性はあると言うことになります。

学生専用カードが有る場合はそちらへ

三井住友VISAカードの学生専用カードのように、学生さん向けのクレジットカードを一般カードと別に用意しているクレジットカード会社がある場合には、一般のカードではなくそちらの学生専用カードの方に申込む事になります。

審査基準などが異なり、一般だと審査に通らない可能性が高いです。

また、三井住友カードの学生専用カードの場合は、学生の対象外となる場合があり、研究生・聴講生・科目履修生・語学学校生・予備学校生・認可校以外の専門学校生の方は学生として申込みが出来ませんので注意が必要です。

この様に学生の条件が決まっている場合もあります。

未成年者の場合は親権者の同意が必要

民法では日本では満20歳をもって成人とすると言う規定があり、未成年者というのは満19歳以下の方を言います。そして、未成年者は親権者や未成年後見人、一般的にはまあ親ですね。その親権に服すると有ります。

未成年者の方がクレジットカードを申込みする際には、親権者の同意が必要となってきます。要は親が同意しないと作れないという事になります。別途クレジットカード会社で親権者の同意に関する書類の提出等を求められますが、この同意が得られない場合には審査に通りません。

ですので、クレジットカード会社から送られてくる親権者の同意に関する書類を親に渡して内容を確認してもらい自署捺印してもらう必要が有ります。

学生のクレジットカードの審査のポイント

point3

学生さんは学業が本業ですので、クレジットカードの審査は厳しいと思われるかも知れませんが、その辺は心配有りません。そもそも、学生である事を前提で審査が行われます。

クレジットカードの審査では、大きく2つのポイントがあります。

  • 属性
  • 信用情報

主にこの2つがポイントとなってきます。

クレジットカードの審査について

属性など

属性とは、職業や年収や勤続年数、居住形態、居住年数、固定電話の有無などが有ります。属性はその人の性格や特徴などを表すもので、クレジットカードの審査ではスコアリングによって評価されます。

職業や年収・勤続年数について

クレジットカードの申込みでは、職業欄は学生となります。アルバイトをしていても学生なら学生とする方が良いでしょう。

また、年収や勤続年数の欄がありますが、もしアルバイトをしている学生さんはそのアルバイトの収入や勤続年数を入力すると良いでしょう。ただ、学生さんですので、アルバイトをしていない場合もあるのでそこまで審査に影響をする事は有りません。

居住形態や居住年数、固定電話の有無など

もし学校が近い方なら自宅から通学されていると思います。クレジットカードの審査では、親と同居している場合や居住年数が長い場合は審査では有利となります。また、固定電話も有る方が有利です。

しかし、県外の学校の学生さんの場合は、アパートやマンションなどの賃貸を借りたり、下宿しているという場合も有ります。この場合も、学生さんの場合は十分有り得る事ですので、審査にはそれほど影響しませんので気にする必要は無いでしょう。

また、固定電話についても、最近は携帯電話が広く普及し、固定電話がない方もおられますので、これもさほど気にする必要は有りません。いずれにしても、親と同居していたり固定電話があると評価が上がるというだけです。

クレジットカードにおける属性について

信用情報について

学生さんといえども、この信用情報に関しては審査の際に注意が必要です。信用情報にネガティブなマイナスの情報が登録されていると、いくら学生さんでもクレジットカードの審査ではかなり不利になり、審査に通る可能性は低くなります。

信用情報とは、クレジットカードやカードローン、キャッシング、自動車等の各種ローン、携帯電話の端末の分割払いなどの契約・利用・支払状況などが登録されているものです。

そして、それらの支払が遅れると、遅れたという事実が登録されます。支払の遅れは信用を大きく低下させ、61日以上又は3ヶ月以上の延滞があると、それだけで審査に落ちてしまいます。

注意したい携帯電話の端末の分割払い

例えばアルバイトをしていて、自分で携帯電話を契約・支払をしているという方で、携帯電話の端末を分割払いにしている場合で、支払が遅れた場合には注意が必要です。

スマホなど携帯端末を分割で支払うようにすると、信用情報機関に契約情報や支払状況が登録されていきます。携帯端末の分割料金は、毎月の通話料と一緒になって請求されます。

この支払が遅れると、通話料は信用情報とは関係無いですが、端末料金も一緒になっているので、信用情報には支払の遅れがあった事を意味する「A」のマークが付きます。

このAのマークがあると審査では不利になり、複数月遅れの情報があると審査には通る可能性が低くなります。

信用情報機関と信用情報について

場合によっては賃貸の支払の遅れも注意が必要

最近は賃貸物件を借りる場合、連帯保証人では無く保証会社との契約を求められる場合があります。これは、連帯保証人は不要で、もし家賃を滞納した場合は保証会社が貸主に対して家賃を支払う事になります。いわゆる代位弁済と言うものです。

保証会社は様々で、不動産会社系の保証会社もあれば、消費者金融系、そして信販系の保証会社等が有ります。注意したいのは、信販系の保証会社の場合です。

アプラスやジャックス、セディナ、オリエントコーポーレーション、エポスカードなど、保証業務も行っている信販会社はいくつかあります。そして、これらの信販会社はクレジットカードも発行しています。

もし、家賃を滞納等したりしていると、社内で要注意となり、これらのクレジットカードを申込んでも審査に通らない可能性が有ります。

キャッシング枠について

お金を借りるキャッシング枠を申込む事が出来るクレジットカードも有ります。学生の方はキャッシング不可の場合もありますが、数万円程度のキャッシング枠を付ける事が出来る場合も有ります。

クレジットカードのキャッシング枠は別で審査が行われます。クレジットカードだけを利用したい場合でキャッシング希望額を入力する欄が有る場合には「0」として、希望しない方が審査には通り安いです。

クレジットカードの審査に落ちる理由

奨学金を受けている奨学生は審査に影響する?

奨学金を受けている学生さんでも、受けていない学生さんでもあまり審査には影響はしません。奨学金の問題が審査に影響するのは、社会人となってから奨学金を返還する過程で延滞をした場合のみです。

ですので、学生のうちは奨学金を受けていても審査には影響は有りません。

▼ 大人になってから奨学金の返還で延滞した場合には、クレジットカードの審査に影響します。奨学金の延滞は信用情報機関に登録されるようになっています。

独立行政法人日本学生支援機構からの奨学金制度がありますが、その奨学金を返済できないという若者が増えているというニュースを一時期耳にした事があると思います。奨学金制度を利用されていた学生さんで卒業後に職が得られなかったという人も居れば、就職は出来たものの給与が低く到底生活だけで精一杯という人などもおられます。結果奨学金を返済出来ずに延滞・未納となったままどうする事も出来ない方もおられます。学生向けの日本学生支援機構の奨学金制度について独立行政法人日本学生支援機構では、「貸与型」と「給付型」の2種...
クレジットカードやカードローン、キャッシングを利用した事が無いという方は、携帯電話の端末の分割払いだけ注意していれば特に審査では問題ないはずです。保証会社の件に関しては保証会社も多くありますので、それほど気にする必要は無いと思います。
ちなみに公共料金の支払の遅れなど口座引落やコンビニ払い等が遅れても信用情報とは関係が有りません。

もしも審査に落ちた場合

もしも、学生さんがクレジットカードの審査に落ちてしまった場合には、すぐに次のクレジットカードに申込むという前に、一度携帯端末の分割払いの支払の遅れが過去に無かったか、クレジットカードやカードローンを利用した事が有る方はその支払の遅れが無いか思い出してみてください。

また、既にクレジットカードを持っているという方は、2~3枚くらいなら問題ない場合も有りますが、基本的にそれほど信用も支払能力も無いと考えられていますので、審査に通らない場合があります。

審査に落ちる場合にはしばらく期間を空けるのがポイント

クレジットカードに申込みをした場合、信用情報機関に申込みをしたという情報が登録され保有されます。A社で申込みをしてB社にも申込をした場合、B社は信用情報機関に照会をした際に、A社に申込みをした事実を知ることが出来ます。

申込みの情報が多く登録されていると、クレジットカード会社にお金に困っているのか?と警戒される場合があります。そうなると、いくら違う会社に申込みをしても審査には通らないでしょう。

信用情報機関に申込みの事実はおおよそ6ヶ月保管されます。それ以降は消えますので、もし、審査に落ちた場合は6ヶ月以上間を空けてから申込みをした方が良いでしょう。

また、審査に通るか心配だからといって短期間に何社も申込みをすると多重申込みと判断されて審査に通らなくなりますので、これについても注意が必要です。

クレジットカードの多重申込みは注意

どうしても必要な場合は家族カードという方法も

どうしてもクレジットカードが必要という学生の方で、クレジットカードの審査に通らなかった場合、親のクレジットカードに家族カードが追加出来るなら、家族カードを発行してもらいそれを利用するという方法もあります。

家族カードなら学生さんに対して審査も有りませんし、親の与信の範囲内で発行され利用する事が出来ます。家族カードは学生さんが利用しても通常のクレジットカードと機能的には同じです。

但し、家族カードはデメリットも有ります。

請求は本会員の元へ

学生さんが家族カードを持って利用した場合に請求は、本会員=親の元へ行きます。もちろん利用明細も全て。ですので、利用状況は親にバレバレという状況になります。使い方によっては揉める可能性もあります。

ポイントも本会員へ

家族カードで利用したポイントは基本的に全て本会員の元に合算して貯まるようになっています。自由にポイントを使う事すら出来ません。

クレヒスは貯まらない

クレヒスとは、クレジットヒストリーというもので、信用の履歴とも言えます。クレジットカードやカードローン、キャッシングなどの金融商品の利用実績のようなものです。いわゆる信用情報で、信用情報には利用状況も登録されます。

毎月利用して、支払をきちっとしていれば良いクレヒスとしてどんどん貯まっていきます。良いクレヒスが積み重なっていると、クレジットカード会社などは信用できる人と判断し、審査では有利となります。

一般カードからゴールドカードへステップアップしたい場合にも、クレヒスは重視されます。このクレヒスが家族カードでは貯まりません。学生さんが社会人になって、自分のクレジットカードを持とうとしても、家族カードを利用していた実績は親(本会員)の実績です。

ですので、家族カードではクレヒス=信用は貯まりません。

▼ クレヒスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

クレジットカードやクレジットカードの審査では「クレジットヒストリー」や「クレヒス」といった言葉を目にする事が有ると思います。クレヒスはクレジットカードの審査などに影響します。クレジットヒストリー(クレヒス)とは?クレジットヒストリー(通称:クレヒス)は、その名の通り信用(Credit)の歴史(Histry)と言う事になります。クレジットヒストリーは個人の信用の一つの目安となります。クレヒスは契約内容や利用・支払の履歴クレヒスは、信用情報機関に登録されている信用情報で、クレジットカードなら契約内容や利用状...

デビットカードという方法

家族カードの他にも、学生の方がクレジットカードの審査におちた場合の方法として、デビットカードと言うものがあります。デビットカードはクレジットカードと異なり審査も不要で、口座引落のカードです。利用したら口座からすぐに引落しされるというものです。ですので信用も必要有りません。

クレジットカードよりも便利でこちらの方が良いという方もおられますが、デビットカードの場合はクレジットカードのように信用は有りません。いくら利用しても、信用情報機関に登録もされませんので、クレヒスも貯まりません。

結果大人になってローンを組もうとした場合に信用が無いと判断され審査に通らない可能性が出てきます。デビットカードはメリットもありますが、デメリットも有ります。

やはり学生の方がクレジットカードの審査に落ちた場合は、すこし期間を空けてから申込むのがポイントとなってきます。

学生でも審査に通りやすいクレジットカードは?

基本的に学生不可とされるクレジットカード以外であれば審査に通る可能性は十分有ります。ですので、通りやすいクレジットカードと言うよりも、学生でも申込み出来るクレジットカードのなかでどれを持ちたいかによります。

三井住友VISAカード(学生専用)

日本では認知度も高くそれなりにステータス性も有るクレジットカードです。将来的には三井住友VISAクラシックカード、そして三井住友VISAゴールドカードへ道筋も作れます。学生専用なので、学生さんである事が前提で審査が行われます。また、女性専用カードも有ります。

在学中は年会費が無料となっています。(クラシックAを除く)

三井住友VISAカードには、学生専用のクレジットカードが有ります。一般カードとそれほど違いは有りませんが、中身は学生向けのお得な内容となっています。もし、学生の方が三井住友VISAカードを持ちたいと思った場合は、一般の三井住友VISAカードよりも学生専用の三井住友VISAカードの方がお勧めです。ブランド入会資格満18歳以上(高校生除く)但し、研究生・聴講生・科目履修生・語学学校生・予備学校生・認可校以外の専門学校生の方は、「学生」としてはお申し込み不可。※未成年者は親権者の同意が必要※PiTaPaカードを同時申込する2...

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この他にも、楽天カードや、Tポイントが貯まるYahoo! JAPANカードなども学生の方でも申込みは可能です。

まとめ

という訳で、学生の方のクレジットカードの審査については、初めてクレジットカードを作るという方でも、信用情報さえ問題が無ければ基本的には審査に通る可能性が十分に有ります。

後は持ちたいクレジットカードの入会資格をしっかり確認して、学生でも申込みが可能かどうかチェックしてから申込みをすると良いでしょう。

もし審査に落ちたとしても、半年程度経過してから再度申込みをしてみるのも方法です。もちろんそれ以外にも、家族カードなどの方法も有りますが、クレヒスを積み重ねるならやはり自分のクレジットカードは1枚くらい欲しい所です。

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