2度も続けて審査に落ちてしまったけど何か方法はある？
2017/04/12
クレジットカードの審査に落ちてしまったけれども、どうしても欲しいという方で再度、同じクレジットカードや別の会社のクレジットカードを申込んでみたけどダメだったという方もおられると思います。
基本的に一つの会社に申込をして落ちた場合、その会社に再度申込をしても審査に通る見込みは少ないです。また、それとは別の会社に申込をしても落ちたという方の場合、さらに別の会社で申込をしても通る可能性は少ないです。
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一度落ちた場合、すぐに同じカードに再申込みしても通る可能性は低い
どうしてもA社のクレジットカードを持ちたいと言うこだわりがある方もおられると思います。しかし、そのA社のクレジットカードの審査に通らなかった場合、どうしても持ちたいからといって、すぐに再申込をしても審査に通る可能性は低いです。
審査はその人の申込情報から属性や信用情報などを元にして審査が行われ総合的に判断されます。一度落ちたA社に再度申込んでも、属性や信用情報はすぐには変わりませんので、審査に通ることはまず有りません。
審査ではある程度コンピュータが自動的にスコアリングしていますので、基準に達していなければ通りません。また、信用情報にネガティブな情報が登録されている場合でも同様です。
申込内容を変えるのは良くない
一度落ちたからといって、申込内容を少し変えて再度申込みをするという方法は良く有りません。虚偽での申込みは良い影響は無く、最悪の場合、審査に落ちてその会社で要注意人物としてマークされる可能性が出てきます。
そうなると、今後いくら自分の環境が変わって属性なども高くなったとしてもその会社では審査に通らないという可能性が出てきます。
別の会社にすぐに申込みをしても落ちた場合、次も審査は微妙
A社の審査に通らず、すぐにB社に申込みをしたけれどもこちらも審査に通らなかった場合、次の会社の審査に通るのは少し難しいと思います。
やはり属性や信用情報など何らかが原因で審査に落ちていると考えられますので、今の自分の状況ではクレジットカードの審査に通るのは難しいと考えた方が良いかも知れません。
申込み情報は信用情報機関に登録されて6ヶ月程度保管されています。何度も申込みをして契約に至っていない場合は、何か問題が有る人と判断されてそれだけで審査に落ちてしまう可能性も有ります。
連続して落ちた原因
まず、連続して審査に落ちた場合は、申込みをした方に何らかの原因があると考えられます。
- 属性が低くスコアリングで基準に達しなかった
- 信用情報にネガティブな情報が登録されていた
- 連続して申込みしすぎた
- その他
クレジットカードの審査に落ちてしまう原因などについては以下の記事でも紹介していますので参考にしてみて下さい。
属性が低くスコアリングで基準に達していなかった
審査は申込情報を元に、自動的にコンピュータがスコアリングしています。そのスコアが基準に達していなかった事が原因でクレジットカードの審査に落ちてしまった可能性が有ります。
属性は年齢、年収、勤務先、勤続年数、雇用形態、居住形態、居住年数などなどが有ります。クレジットカードの属性に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
信用情報にネガティブな情報が登録されていた
信用情報には良い情報も悪い情報も登録されています。良い情報とは、毎月利用がありきちっと支払をしているという事実の情報。悪い情報（ネガティブな情報）とは、支払の遅延や任意整理、強制解約などの事実の情報となります。
これら悪いネガティブな情報が登録されていると、審査に落ちる可能性がとても高くなります。信用情報に関しては以下の記事でも詳しく解説しています。
連続して申込みしすぎた
審査に通らなかったからといって連続して申込みをすると、審査に落ちてしまう事が有ります。その人の申込み情報は信用情報機関に登録されます。従って照会した時に何度も申込みをしている事実が分かるようになっています。そうなると、なぜそんなに申込みをする必要があるのか？となります。
また、契約情報が無かった場合には、この人は何か問題があって審査に通っていないのだと判断されたり、場合によっては利用するだけして支払わずに逃げる可能性があると判断される事も有ります。
連続して申込みをするのは意外と気をつけなければならない点です。少なくとも申し込み情報は6ヶ月保管されます。
その他
この他にも、何らかの原因でそのクレジットカードの審査基準を満たしていなかった事が考えられます。過去に支払遅延で強制解約させられていて、10年以上たってもその会社にその情報が残っていたという場合も有ります。
連続して審査に落ちた場合の対処法や方法はある？
連続して審査に落ちてしまったけれども何か対処法や別の方法はあるか気になる所です。どうしてもクレジットカードを持ちたいという方なら特にその思いは強いと思います。しかし、すぐにはどうする事も出来ない場合が多いです。
しばらく期間をおいてから申込みをする
まず基本的に短い期間に連続して申込みをしたり、立て続けに申込みをしているとクレジットカード会社は、なぜそんなに申込みをするのか？や、お金に困っているか利用するだけして支払いをしないかも知れない･･･
と言うように悪い捉え方をする場合があります。クレジットカード会社としては利用してきちっと支払をしてくれる人が当然望ましい訳です。
信用情報に申込みをした事実が登録され、短い期間に申込みを何個もしているのがあると、良い様には捉えてくれません。最低でも6ヶ月は申込み情報が残りますので、6ヶ月～1年くらい待ってから申込みをするようにした方が良いです。
属性が低い場合
クレジットカードの審査では、勤務先や雇用形態、勤続年数などなど属性が原因で審査に落ちてしまう場合があります。とは言え急にパートやアルバイトから正規社員になれるや、勤続年数が増えるなんて事は有りません。
パートやアルバイトでも審査に通る可能性のあるカードに申込みをする
もしかすると、よりハードルの高いクレジットカードに申込んでいるかも知れません。一般的に流通系クレジットカードなどが広く会員を募っており、パートやアルバイトの方でも審査に通る可能性は十分に有ります。
もちろん審査では職業や雇用形態の他にも色々な要素が関係していますので、必ず通るという訳では有りませんが、この様なクレジットカードにまず申込みをしてみるのが良いでしょう。
今は我慢し、良いクレヒスを積み重ねる
属性以外にも信用情報が無い場合などには良いクレヒスを積み重ねるのもポイントです。これはすぐにどうこうできる対処法では有りませんが、こういうのも大切です。
例えば携帯電話の端末の分割払いはクレジット契約に該当します。従って、その契約・支払情報は信用情報機関（CIC）に登録されます。
この支払をきちっとし続ける事で、良い信用情報（クレヒス）を積み重ねる事が出来ます。クレジットカードの審査ではこの様な利用ときちっとした遅れの無い支払の信用情報は有利となります。
信用情報にネガティブな情報がある場合
連続してクレジットカードに落ちた場合で、信用情報に問題がある場合もあります。それは支払の遅れなどが登録されており、クレジットカード会社が信用できないと判断した可能性があります。
こうした支払の遅れや債務整理・強制解約といったネガティブな情報は信用情報機関に5年程度保管されています。支払の遅れの回数や程度によってはとても不利になります。
この様に信用情報にネガティブな情報がある場合は、5年程度はクレジットカードは元より、カードローンやキャッシング、その他ローンの審査に通る可能性が低くなります。残念ですが、その期間は我慢するかデビットカードなどを利用する他有りません。
ネガティブな信用情報は消せる？
残念ながら登録された支払の遅れなどネガティブな信用情報を消す方法は有りません。
まとめ
2度も審査に落ちた方、連続して審査に落ちた方など立て続けに審査に落ちたという方、それぞれ環境や状況が違うと思いますのでコレという方法は有りませんが、基本的にはクレジットカードの審査に落ちた場合、一旦期間を開けたほうが良いでしょう。
- 短期間に何度も申込みをしないように我慢する
- パートやアルバイトでも入会出来るカードに申込む
- 携帯端末代の分割払いで良いクレヒスを積み重ねる
- デビットカードなど他の方法を考える
クレジットカード以外の支払方法
どうしても今すぐにクレジットカードが欲しいという方は、銀行が発行しているデビットカードという方法もあります。基本的に審査が無い場合が多く、銀行等の預金口座と紐付いた決済用のカードとなります。
コレは決済するとすぐにその預金口座から引落されます。クレジットカードのように信用が必要有りません。ポイントが貯まるものも有りますので、クレジットカードと違いがあまり無いように思えます。
しかし、基本的に信用は関係無いので、信用情報にも登録されません。ですので、クレヒスを積み重ねたい方には向いていません。
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