クレジットカードに付帯するカードについて
2019/04/29
クレジットカードには、家族カードやETCカードなどを付帯させる事が出来るものが有ります。ここではそれらの付帯するカードについて解説していきたいと思います。付帯カードを上手く利用すればよりお得に、より便利になる場合が有ります。
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家族カードについて
まず付帯カードとして紹介するのは、家族カードです。クレジットカードには家族カードと呼ばれるものを付帯させる事が出来る場合が有ります。
主契約者を本会員としてクレジットカードが発行され、それとは別に申込をして自分の家族を家族会員として別のカードを発行するものです。家族カードも普通のクレジットカードと同様に決済に利用する事が出来ますし、ポイントも貯まります。
支払の口座は同じ
基本的に家族カードで利用した利用代金の支払は、本会員の支払口座から自動引落しされます。わざわざ家族が家族カードの引落し口座を別途用意する必要は有りません。
本会員の利用代金も家族会員の利用代金も、毎月まとめて本会員に請求され支払う事になります。
ポイントがまとめて貯まる
クレジットカードは利用代金に応じてポイントが貯まりますが、本会員が利用した分と、家族会員が利用し多分の両方のポイントが貯まる仕組みになっています。このメリットとしては、ポイントが分散せずにまとまって貯まるので、バラバラに契約してクレジットカードを持っているよりもポイントが貯まりやすい場合が有ります。
また、クレジットカード会社によっては、貯めたポイントは家族でシェア出来るものも有ります。
本会員と同等又は準じたサービスが受けられる
家族カードは、本会員のクレジットカードと同じか、それに準じたサービスなどを受けることが出来ます。例えばショッピングや旅行などの傷害保険などがあります。家族カードだからと言って、単に決済だけが出来るという訳では無く、そのクレジットカード会社の提供する本会員と同じように付帯するサービスを受ける事も可能です。
家族カードが無い場合もある
全てのクレジットカードに家族カードを付帯させる事が出来る訳では有りません。例えば、三井住友カードのSuica機能が付いた「ANA VISA Suicaカード」は家族カードが有りません。他にも、ファミマTカードなども家族カードは有りません。
この様に、一部クレジットカードの種類によっては家族カードを付帯させられない場合が有りますので注意が必要です。
申込資格にも注意
家族カードを付帯させる場合には、申込の資格がクレジットカード会社によって定められています。多くの場合は生計を共にする配偶者や18歳以上の子供又は、両親となっています。当然ですが、18歳であっても高校生の方は家族カードを持つ事が出来ません。
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ETCカード
ETCは、高速道路など有料道路の料金所でいちいち停まって料金の支払をせずに、ノンストップで自動で料金を支払う事が出来るシステムです。専用のETC車載機にETCカードを挿入しておけば自動的にETCを通過すると支払が出来る便利なものです。
ETCの利用にはETCカードが必要で多くの場合はクレジットカードに付帯カードとして合わせてETCカードを作っている方が多いと思います。
もちろんクレジットカードの申込が無くてもETCカードだけを持つ事も可能で、高速道路6会社が共同で発行する「ETCパーソナルカード」が有ります。しかし、クレジットカードに付帯させておいた方がクレジットカードのポイントもまとめて貯まりますのでお得です。
高速道路での料金支払に便利
とにかくETCカードのメリットは、高速道路の料金所に停まらないでそのまま通過出来る点です。おつりの受取りなんかも有りませんので、非常にスムーズに料金所を通過する事が出来ます。
ETCカードはETC専用
ETCカードはクレジットカードに付帯させる事の出来るカードです。ETCを通過する時に停まらずに支払いが出来るものですが、ETCカードはETC専用のカードですので、ETCカードでショッピングをしたりと言うような事は出来ません。
ETCカードの利用上限はある?
ETCカードを付帯させた場合、契約するクレジットカードにETCカードが紐付いていますので、クレジットカードの利用可能枠によって変わります。利用可能枠の範囲内でETCカードが利用出来ます。
クレジットカードと一体型のものも有るが・・・
クレジットカードの中には、クレジットカードとETCカードが一体化したものが有ります。例えばJCBの「ETC/JCBカード」や「ETC/JCBゴールドカード」などが有ります。
ただ、毎日のように車に乗って高速道路もよく使うと言う方ならこういうETC一体型の方が便利でガソリン代などのキャッシュバックなどのサービスもりお得な場合も有りますが、たまにしか利用しないと言うような方は、クレジットカードとは別にETCカードを付帯させる形の方が良いと思います。
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