三井住友カードでApple Pay(アップルペイ)を利用 設定や利用方法など詳しく紹介
2017/04/13
三井住友カードは、Apple Payの対応カードとなっており、iPhone7やApple Watch Series 2へ追加する事でiDが割り当てられ、iDの利用出来る店舗や自動販売機などで使えます。
三井住友カードはVISAブランドのイメージが強いのですが、MasterCardブランドの三井住友カードも有ります。また、VISAブランドでもiPhone7に取り込むとiDとして割り当てられますので店舗決済ではブランドは関係なくカード会社の電子マネー(iD)が割り当てられます。
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三井住友カードとApple Payについて
三井住友カードの発行するクレジットカードは、Apple Payに対応しています。VISAブランドであっても、iPhone7やApple Watch Series 2上のApple Payに追加してiDが使える店舗で利用出来ます。
三井住友カードを追加するとiDが割り当てられる
三井住友カードのクレジットカードをiPhone7やApple Watch Series 2上のApple Payに追加すると、iDとして割り当てられます。そして、iDが利用出来る店舗で支払いが出来ます。
三井住友カードでiDを追加発行していなくても、三井住友カードを読取ると自動的にiDが追加されます。別途iDの申込手続き等は不要となっておりとても便利です。
店舗での利用は簡単
店舗ではiDでの支払いを店員に伝えます。そしてiPhone7の場合はTouch IDに指をのせたまま店頭のリーダーにかざすだけです。
Apple Watch Series 2の場合はサイドボタンをダブルクリックしてからリーダーにかざすだけで支払いが完了します。
もちろんiPhone7やApple Watch Series 2を利用したiDでの利用分は、三井住友カードの請求と一緒に支払う形になります。利用明細に関しては、カード利用分とApple Pay利用分が別に表記されますので分かりやすくなっています。
もちろんApple Payでの利用分もワールドプレゼントのポイントが貯まる仕組みになっています。(独自ポイントが貯まるカードは対象外)
アプリ内やウェブ上ではVISAブランドは使えない
VISAブランドが利用出来ないのは、iPhoneやApple Watchなどでアプリ内の支払いや、ウェブ上でのApple Payの支払いが出来ません。ブランド自体は対応しておらず、決済が出来ません。
アプリ内やウェブ上でApple Payでの支払いをしたい場合には、三井住友カードのMasterCardブランドを追加する必要が有ります。店舗での利用の場合はiDですのでブランドは関係なく追加して利用出来ます。
・三井住友カードはVISAブランドとMasterCardブランドの2枚のカードをディュアル発行が可能
三井住友カードの家族カードでもApple Payに追加可能
三井住友カードには家族カードを追加発行できますが、その家族カードでもApple Payに追加が可能となっています。家族カードでApple Pay追加し利用した場合も従来と同様に本会員がまとめて支払う形になっています。
iPhoneのApple Pay(Wallet)に三井住友カードを追加・設定方法
iPhoneのApple Pay(Wallet)に三井住友カードを追加・設定する方法です。尚、VISAブランドの場合は読取るとiDが追加されますが、アプリ内やウェブ上でのApple Payの利用には使えません。
また、三井住友カードのインターネットサービス「Vpass」に携帯電話番号が登録してあると、SMS認証がスムーズに行えます。Vpassから携帯電話番号の登録・変更には反映まで2営業日かかります。
iPhoneでのApple Payの設定方法
認証の方法は2通りでSMS認証とVpassID・パスワードを入力して認証する方法があります。SMSはそのまますぐiPhoneにSMSでコードが届きます。(Vpassに携帯電話番号が登録してある場合)
- iPhoneのWalletアプリを起動
- Apple Pay横の「+」ボタンか、「カードを追加」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 「クレジット/プリペイドカード」をタップ
- カメラが起動するので、カード面を読取るか、下部のカード情報を手動で入力をタップし、カード情報を手動で入力する
- カメラでのカードの読取り又は、手動入力が出来たら次の画面で名義やカード番号を確認し「次へ」をタップ
- 有効期限とセキュリティコード(カード裏面の3桁の数字)を入力し「次へ」をタップ
- Apple Pay特約を確認して「同意する」をタップ
- カードの追加が始まり、完了するとiDが表示されますので「次へ」をタップ
- カード認証でSMS認証をタップ
- SMSで認証コードが届くので、その認証コードを入力し「次へ」をタップ
- これでアクティベートが完了するので「完了」をタップするとWalletに追加されています
携帯電話番号がVpassに登録してない場合は、VpassID・パスワードの認証も行えます。以下カード認証部分からの操作となります。
- カード認証で、「VpassID・パスワード」を入力を選択し「次へ」
- App Storeより「VJAグループ本人認証アプリ」をダウンロード
- 「開く」をタップ
- アプリ規約を確認の上、「同意する」を選択
- Vpass IDとパスワードを入力し「認証」をタップ
- これでカード認証が完了し、Apple Payの設定が完了します。
Vpassに携帯電話番号を登録していない場合は、この方法で認証出来ます。
尚、iPadでも同様の方法で設定をする事が出来ます。但し、iPadの場合Apple Pay(Wallet)はアプリ内又はウェブ上での支払いにしか対応していませんので、VISAブランドの三井住友カードの場合利用出来ませんので注意が必要です。MasterCardブランドの三井住友カードは利用出来ます。
Apple Watch Series 2のApple Pay(Wallet)に三井住友カードを追加・設定方法
Apple Watch Series 2ならiPhone5以降のiPhoneでもペアリングすれば、三井住友カードを追加しiDを利用出来ます。
こちらの場合も、三井住友カードのインターネットサービス「Vpass」に携帯電話番号が登録してあると、SMS認証がスムーズに行えます。Vpassから携帯電話番号の登録・変更には反映まで2営業日かかります。
iPhoneのWatchアプリから設定
こちらも認証は、2通りでSMS認証とVpassID・パスワードを入力して認証する方法があります。SMSはそのまますぐiPhoneにSMSでコードが届きます。(Vpassに携帯電話番号が登録してある場合)
- iPhoneのWatchアプリを起動
- WalletとApple Payをタップ
- カードを追加をタップ
- 「次へ」をタップ
- 「クレジット/プリペイドカード」をタップ
- カメラが起動するので、カード面を読取るか、下部のカード情報を手動で入力をタップし、カード情報を手動で入力する
- カメラでのカードの読取り又は、手動入力が出来たら次の画面で名義やカード番号を確認し「次へ」をタップ
- 有効期限とセキュリティコード(カード裏面の3桁の数字)を入力し「次へ」をタップ
- Apple Pay特約を確認して「同意する」をタップ
- カードの追加が始まり、完了するとiDが表示されますので「次へ」をタップ
- カード認証でSMS認証をタップ
- SMSで認証コードが届くので、その認証コードを入力し「次へ」をタップ
- これでアクティベートが完了するので「完了」をタップするとWalletに追加され、Apple Watch Series 2でiDが利用出来るようになります
携帯電話番号がVpassに登録してない場合は、VpassID・パスワードの認証も行えます。以下カード認証部分からの操作となります。
- カード認証で、「VpassID・パスワード」を入力を選択し「次へ」
- App Storeより「VJAグループ本人認証アプリ」をダウンロード
- 「開く」をタップ
- アプリ規約を確認の上、「同意する」を選択
- Vpass IDとパスワードを入力し「認証」をタップ
- これでカード認証が完了し、Apple Payの設定が完了します。
Vpassに携帯電話番号を登録していない場合は、この方法で認証出来ます。
Apple Payに追加したSuicaに三井住友カードでチャージ出来る?
Apple PayでSuicaを追加している場合に、三井住友カードでSuicaへチャージは可能となっています。この場合、三井住友カードのMasterCardブランドをApple Payに追加していれば、Walletアプリからチャージ出来ます。
一方で、三井住友VISAカードの場合は、Apple PayではVISAブランドのクレジットカードとしては現在対応していませんので、Suicaアプリから三井住友VISAカードを登録してチャージする事が出来ます。
Apple Payから追加している三井住友カードを削除する場合
Apple Payに追加設定している三井住友カードを削除する場合には、Walletアプリから削除する事が可能となっています。
- iPhoneのWalletアプリを起動
- 削除したい三井住友カードを選択
- カードが表示されたら右下の「 i 」マークをタップ
- カード詳細が表示されるので、一番したの「カード削除」をタップ
- 確認画面が出るので「削除」をタップ
- これで選択した三井住友カードを削除する事が出来ます
もちろん一度削除しても、また必要になれば追加手順に従い再登録すれば利用出来るようになります。
三井住友カードのApple Payに関するQ&A
- Q. Apple Payを利用するのに費用はかかる?
- A:Apple Pay自体は無料で利用出来ます。三井住友カードに関してはカードの種類によって年会費がかかる場合が有ります。
- Q. 三井住友カードにiDを搭載していないけど大丈夫?
- A:Apple Payでは、対応クレジットカードをiphone7で読取ると自動的に三井住友カードの場合はiDが割り当てられます。尚、iphone6sやiPhone6などでは、Apple Watch Series 2とペアリングしてiDが利用出来るようになります。
- Q. 三井住友カードをApple Payに追加する際の認証とは?
- A:Apple Payに追加する際の認証は、カード会員である事に間違い無いかの本人認証です。あらかじめ三井住友カードのインターネット会員サイトのVpassへ携帯電話番号を登録していればSMS認証が可能です。
これ以外に、Vpass IDとパスワードを利用した認証もあり、VJAグループ 本人認証アプリをダウンロードしてVpassID・パスワードでの本人認証が出来るようになりApple Payで利用出来るようになります。
- Q. 三井住友カード発行のクレジットカードならどれでも追加出来る?
- A:法人カードやバーチャルカード、ローン専用カード、銀聯カード、三井住友カードが発行するプリペイドカード、SMBCデビットカード、及び一部の提携カードではApple Payに追加する事は出来ません。
スタンダードな三井住友クラシックカード(VISA・MasterCard)などのクレジットカードは普通に追加出来ます。また、その家族カードでも追加は可能です。
- Q. 三井住友カードの有効期限が到来した場合、Apple Payは変更が必要?
- A:三井住友カードの有効期限が到来しても、Apple Payの有効期限とは別になっています。Apple Payの有効期限は追加・設定から5年となっています。このApple Payの有効期限内なら手続は不要となっていますのでそのまま利用出来ます。
- Q. 海外でもApple Payは利用出来る?
- A:iDは日本国内の対応店舗でのみ利用が出来ます。海外の店舗では利用する事が出来ません。
- Q. Apple Payは分割やリボ払い出来る?
- A:Apple PayでiDの利用出来る店舗での決済は1回払いのみです。但し、三井住友カードのあとからリボやあとから分割のサービスや、三井住友カードのマイ・ペイすリボを利用している場合はそれぞれの支払い方法となります。
この他にも、MasterCardブランドでアプリ内やウェブ上での支払いの場合、加盟店が分割払に対応していればそれぞれの支払い方法が利用出来ます。
- Q. VISAブランドはApple Payで使えない?
- A:三井住友VISAカードの場合はApple Watch Series 2で追加するとiDが利用出来ます。但し、アプリ内やウェブ上でのApple Payでの決済にはVISAブランドは対応していないので、利用出来ません。
- Q. 三井住友カードのMasterCardブランドは不便ではない?
- A:MasterCardブランドはVISAブランドが利用出来る加盟店では利用出来る場合が多いです。シェアではVISAの方が高いですが海外でも日本人に人気の観光地などではVISAと変わらず利用出来る事が多いです。
ちなみにVISAブランドとMasterCardブランドのデュアル発行は、三井住友クラシックカードの場合2枚目は年会費250円+税で追加する事が出来ます。
・クレジットカードの国際ブランドとその特徴や選び方など
- Q. Apple Payを利用しているiPhone端末を紛失した場合は手続が必要?
- A:Apple Payを利用しているiPhoneを紛失した場合には、iPhoneを探すの機能から紛失モードにする事で一時的にApple Payの利用を停止出来ます。また、iCloudを通じてデバイスをリモート操作してApple Payに追加してある三井住友カードを削除する事が可能です。
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