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SuicaやWAON、楽天Edyなど電子マネーの決済金額が5兆円を突破

     2017/04/13

SuicaやWAON、楽天Edyなど電子マネーの決済金額が5兆円を突破

2017年2月28日に日本銀行が発表した決済動向によると、SuicaWAON、楽天Edyなどの電子マネーの決済金額が初めて5兆円を突破しました。決済件数も約51億件を超えています。

調査の対象となった電子マネーは、Suica、PASMO、Kitaka、ICOCA、SUGOCA、WAON、楽天Edy、nanacoなど8社8種類で、交通系のIC型電子マネーは乗車や乗車券購入の分は含まれていません。

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2016年の電子マネー決済に関するデータ

日本銀行が発表した2016年の電子マネー決済に関するデータは以下の通りです。

項目 数値
決済金額 約 5兆1,436億円
決済件数 約 51億9,200万件
1件当たりの決済額 約 991円

決済金額は前年よりも10.8%増加しています。また、決済件数も11.0%となっています。1件当たりの決済金額に関しては、前年が993円だったのでさほどの変わりは有りません。まあ皆さん大体1,000円前後の金額の支払いに利用されているようです。

発行枚数に関しては約3億2,862枚となっています。この内携帯電話は約3,091万件となっています。2016年10月25日からはApple Payがスタートしていますが、2016年10月から携帯電話での発行枚数はそれまでの月以上に伸びています。

世界的に見ても、日本の電子マネーなどのカード保有枚数は多く、シンガポールに次いで多い数値となっています。また、電子マネーの決済金額の名目GDP比もイタリアに次いで高いです。

一方で、クレジットカードに関しての決済金額の名目GDP比は各国平均よりも少ない数値となっています。同様にデビットカードの場合は相当低い値となっています。

日本で電子マネー保有枚数と決済金額が他の国よりも多いのはやはりSuicaやPASMOなど首都圏や都市圏の電車による通勤・通学などで利用が広がっている点があるようです。また、相互利用なども普及してきています。

さらに電子マネーにおいては、乗車利用などの金額は含まれていないので、これを含めるとさらに対GDP比の決済金額は高くなります。

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